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アイビーメロンソーダ  作者: 瓜月 郁
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アイビーな君とメロンソーダ



目が合って、あなたは笑う。


この、感じ。何かに似てる。


ビリってなって、


ふわふわしてて、


何も考えられなくなっちゃって


溶けちゃいそう。


甘い、甘い。甘すぎて、脳がクラクラする。



「お茶と、水と、オレンジジュースと、」


ああ、また、また笑った。


「あと、かおるの嫌いなメロンソーダ。」


ああ、メロンソーダ。


メロンソーダだ。


この感情は、メロンソーダみたいに甘くて、ビリビリして、ふわふわして。


私の、私の大嫌いな味。







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