FILE4:現場
―時は経って、掃除の時間―
只今、教室掃除のゴミ捨てに行ってま〜す(怒)
(たっく。。面倒くせぇー(怒)早よう終わらせよ)
我が高校のゴミ捨て場は、体育館の裏側をちょっと行くとある。
流石に3階からは、大変だ・・・。
(ジャンケンに負けた俺が悪いよなぁ・・・。)
そう自分とゴミを責めつつ、
体育館裏に到着〜(怒)
(!?)
私は、前に歩こうとした足を無理やり止め、
すぐ隣にあった大きい木々に隠れ身を潜めた。
(はぁ?何故、俺が隠れてるかって??
別に宇宙人がいるとかだったら通れるけどよ・・・。
あの
普通に”告白現場”をスルーして通れる自信はないな・・・。)
(良く見りゃ、さっきの女子と本郷じゃねぇーか
こんな所
体育館裏で告白するなよ!!ゴミ捨て場いけねぇーだろ(怒)
っま、様子でも見るとしますか(笑)){←悪魔・・・。}
女子A「ぁ。。。ぁの。。。」
女子B「由香里ガンバ!!」
女子C「ファイト!」
(うわぁ〜1対3かよ!
ってか、あの子。。メッチャてんぱってる(笑))
由香里「ほ、本郷様・・・。す、好きです!!
その。。。付き合って下さい!!」
(うぉ―――!!!!!!言ったぁ!!!!!)
由香里と言う奴を見守る、女子2人。
本郷は、ちょっと困った顔をしながら・・・。
本郷「ごめんね、俺。。。今、勉強で頭が一杯で
恋とかは、考えられないんだ・・・。」
由香里「そ、そぉですかぁ・・・」
ぐすっと涙を流す由香里。
(ぁ〜女の子泣かせちゃって・・・(汗))
本郷「ぁ・・・もし、良ければ友達でもいいですか?」
(逃げたぁ―――!?友達作戦かぁ〜
アイツ
まぁ〜ショックのあまり由香里は。。。)
由香里「ぇ!?良いのですか!?」
(のるのかい!!!)
女子B・女子C「良かったね。由香里!!」
由香里「うん!では、友達としてヨロシクお願いします!!」
頭を深く下げ、3人は、体育館裏を出て行った。
(鳴いたカラスが、もう笑う・・・かぁ・・・)
と、その時だ。
彼は、辺りを見回し誰もいない事を確認したのか
本郷「・・・うぜぇー。今年だけで13回目・・・。
人の事、何にも分からないくせに
”好きです”みてぇーな事言うなよ・・・。」
と、彼はしゃがみ込み、頭をかいた。
(ぅん。。。そぉだよね!君の言う・・通・・・り?
ちょ!ちょっと待てや―――!?!?
今、何て!?あの本郷が・・・二面性!?)
―ガタッ―
(ぁ、やば!?(汗))
あまりのビックリに手がゴミ箱に当たって音が・・・
本郷「!?・・・誰!?」
立ち上がり、どんどん私が隠れていた木々に近づく本郷。
どう言う言い訳をすれば良いのか、焦る桃。
彼女がとった行動
それは・・・。