FILE3:今日の学校(午前編)
次の日。
キーンコーンカーンコーン(3時間目終わりのチャイム)
―4時間目の授業の教室移動の時―
瑠璃「次は、数Aだよ↓↓
やる気なぃ(泣)。。」
亜美「まぁ〜頑張ろうよ。っさ、3階に行こう!」
桃・瑠璃「「うん、OK」」
私達は、カバンを持って教室を出た。
その時、ある他のクラスの女子が本郷に話しかけている
所を目にした。
女子A「ぁ・・・あの!!帰りちょっとお時間よろしいでしょうか?」
本郷「うん、いいよ」
(・・・ぁ〜告白ねぇ〜本郷も大変じゃん(苦笑)
っま、俺には関係ないか)
―4時間目(数A)―
クラスを見回すと・・・。
(大体の人。寝てるし。(汗)
っま、俺も、寝てぇーけど・・・寝れねぇー
今の、イメージ崩されちゃ大変だから♪)
そんな中、私の隣の席の人も、真剣に
授業を受けている。
桃「・・・・。」
本郷「どうしたの?俺の顔に何かついてる?」
進んでいたペンが止まり、彼は、問いかけてきた。
桃「ぁ、いや、ごめんね。大部分の人が寝ている中、
本郷君も集中して勉強してるなぁ〜って思っちゃって(笑)」
本郷「まぁ〜僕も寝たいけどね(苦笑)
でも、授業態度で、マイナスにしたくないから(笑)」
桃「ですよねぇ〜」
彼は、またペンに視線を戻した。
(確かに、授業態度は、引かれたくねぇ〜な)
そう思いながら本心ウザそうに、でも、表情は豊かに
かったるい数Aの授業を受けた。