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FILE2:出会いは、階段から

放課後。


私は、夏川先生(【46】世界史教師)


から職員室に呼び出された。


私は、先生方のお気に入りだから


良く職員室に行ったもりする。


なので、呼び出された理由だってすぐ分かる。


(はぁ〜またかよ・・・面倒くせぇー


きっと、ノートを社会科室にもって行くだけだろう・・・。


んな事自分でやれよ。)


私の予想は的中した。


夏川先生『本当にごめんなさい。


これ(ノート)を社会科室に願いしていいかしら?』


桃『はい!わかりました。


先生のお役に立てて光栄です』


私は笑顔で言った。


(はぁ?悪いと思ってるなら


こんなこと生徒に頼むんじゃねーよ


つーか、今日は、ノートの量が多すぎ!!ウザイ!)


そう思いながら階段を降りた。


っと!その時・・・。


―ガクッ―


桃『っきゃ!?』


私は、足を踏み外し階段から落ちた。


―ドタタタタッ!―


(ぃ・・・たくない!?)


??『あの・・・大丈夫ですか?』


青年の声・・・。あれ?と思い目を開けた。


桃『ぁぁぁ!?ご、ごめんなさい』


階段から落ちても痛くないのは


彼が、私の下にいたからだ。


すぐに、私は退いた。


桃『ぁ・・あの。。本郷君・・ですよね・・・?


本当にごめんなさい・・・。』


深く頭を下げた。


彼の名前は、本郷翔大。私と同じクラスで


成績は、学年第2位。(時には、1位)


彼は、身体を起こして、落ちているノートを拾いながら


本郷『僕は、大丈夫だよ。


でも、桜木さんも大変なんだね・・・。毎回先生からの


頼み事を引き受けるなんて。。はぃ、これで全部だね?』


そして、拾ってくれたノートを私に渡し立ち上がった。


本郷『ッ痛・・。』


―ッバタ―


(ぇ!?)


桃『ほ、本郷君大丈夫!?』


本郷『ちょっと足を軽くひねっちゃったみたい


すぐ治るから気にしないで、それより


早くお仕事片付けたほうがいいよ。僕も、


教室で終わらせないといけない事あるから』


そう言って苦笑いしながら、ヨロヨロ歩いていく本郷。


私は、言われたとおり。すぐに仕事を片付けた。


急いで教室に戻った。


(面倒な事になっちまったよ。。。。)


―ガラガラガラ―


本郷『ぁ、桜木さん。仕事終わったの?』


桃『ぅん、終わったよ。本郷君の方はどお?』


本郷『今、終わったよ。これから帰るところ』


ニコっと笑顔を見せる本郷。


―ッポ―


(ッポっじゃねーよ俺!!


確かに奴は、可愛いとわ思うけど・・・・ぁ!?)


桃『そういえば!?足!?


すぐそこに接骨院あるから行こうよ!』


彼は、首を横に振りながら。


本郷『いいよ、大丈夫だから。


っさ、帰ろうか』


私達は、いたって普通の会話を


しながら歩いて帰った。

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