リア友
【ユーザー名がYUKIに関連する奴募集。】
という部隊に入ったが、何をすればいいか分からなかった。とりあえず挨拶。
〈新しく入りました。宜しくお願いします〉
すると
〈おお本当に名前YUKIだな〉
ユーザー名『KATU』が発言した。まさか・・・ね。
〈この部隊は仮部隊だから、確認したいことがあるんだ。君本名教えて欲しい。〉
祐樹は『除隊』のコマンドにカーソルを持っていった。
過去の事を思い出したからだ。もう信じられない。
〈人を探してるんだ。山村祐樹ってやつを。知らないなら即除隊してくれ〉
今たしかに山村祐樹って言った・・・。
こいつまさか・・・!?
カーソルを発言欄に持っていった。
〈俺は山村祐樹だ。まさか北村克樹か?〉
〈え?本当に祐樹か!俺は克樹だよ!やってくれたんだな〉
〈ああ。ちょっとな〉
〈ありがとう!皆待ってるよ。今からフレンド送るから承諾してくれ〉
つまり、ゲーム内で友達になる、というわけだ。
そしてKATUとフレンドになった。
〈じゃあ部隊消すからちょっとまってな〉
しばらくしてYUKIの名前の上にある部隊名が消えた。
【部隊:『宿命の仲間』に誘われています。入隊しますか?】
するとチャットログ欄にKATUの発言が表示された。
〈その部隊学校の奴ら何人かいるから安心して〉
YESをクリックした。
確かめるべく、挨拶をした。
YUKI〈リアルでは祐樹です。よろしく〉
すると返事が多く寄せられた。
KANA〈祐樹じゃん!久しぶりーよろしく^^〉
HUMIYA〈祐樹久しぶりだな。分からないことあったらどんどん聞けよ〉
SATHI〈祐樹~学校も来いよ(´∀`*)よろしくな〉
YUKI〈待て。SATHIってだれだ?〉
SATHI〈ああ、俺ネカマしてるんだw和樹だよ〉
ネカマ身近にいたんだ、と知り、複雑な気持ちになった。
KATU〈皆悪いなー。これで俺も復帰だ。祐樹改めてありがとう。来てくれて俺ら嬉しいよ。俺は一応隊長だからな。少なくともネットだけでも来てくれよな〉
YUKI〈皆ありがとな。色々とよろしく〉
祐樹は嬉しい気持ちを抑えながらも1度PCの電源を落とした。




