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Summer Believe  作者: 七原 秋也
第5章 部隊 『宿命の仲間』
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Sレアアイテム

午後9時を回った。


YUKIは1度FCにログインしたが、まだMIKIとのデュエルの参加予約は数十人いる。


しかし夕御飯も済ませ、早めに風呂まで入ったのでする事がなく、デュエル参加までKATUとプレイする事にした。


本当にKATUはずっとログインしていたようで、かなり疲れ気味のようだ。


KATU〈YUKIデュエルはまだなのか?〉


YUKI〈ああ。今大丈夫か?時間〉


KATU〈おう!何するんだ?〉


YUKI〈稼ぐかw〉


KATU〈まじかよ~今ずっとモンスター倒してたぜ。まぁYUKIと一緒ならいいよ〉


YUKI〈悪いな〉



狩りに出る前にYUKIはふとフレンド状況を確認した。


ログインしているのは目の前にいるKATUだけだ。


RINAも欄にはあるが、ログインしていない。

履歴まで見るがRINAはここ数日一切FCにログインしていなかった。


しかしRINAは正真正銘の女性だ。


たまには休憩も必要だからゆっくり休んでいるはずだ。


KATU〈YUKIー!準備いいかー?〉


YUKI〈OK!よし行こう!〉




午後10時。


狩りを終えたYUKIとKATUはデュエル会場に着いていた。


いよいよMIKIとの1対1デュエルが始まる。

KATUは観戦エリアに移動し、そしてYUKIは準備室で準備を済ませる。


―このMIKIって人がどれほど強いのか楽しみだ。


装備、スキルを最終確認したYUKIは遂に会場に飛び出した。


MIKIは既に数十メートル先にたっており、手には光を反射させる鋭いシルバーのスピアが握られている。


上から見ると円を描くこのデュエル会場に緊張が走った。


観戦エリアには初最初にMIKIを見たとき以上にプレイヤーが並んでいた。

KATUもその中にいるだろうが、全く分からなかった。


そしてMIKIが口を開く。


MIKI〈YUKI君か。よろしくね。レベルは80だけど・・・いいの?〉


YUKI〈問題ないさ。かなり苦労して育てたからね。君はまだ誰にも倒されてないのか?〉


MIKI〈もちろんだよ。何人かは手こずった相手もいたけど全然平気さ〉


YUKI〈レイピア・・・か。すごく楽しみだよ〉


MIKI〈それは僕の台詞さ。だって今まで僕にデュエル挑んできたプレイヤーの中で君が1番レベルが低いからね。どんな攻撃をするのか楽しみだよ〉


YUKI〈じゃあそろそろ開始してくれないかな?〉


MIKI〈後悔しても遅いからね〉


【デュエルSTART】


先手はレベル300のMIKIだ。


【MIKIはスキル『フラッシュスラスト』を放った】


【YUKIは12000ダメージ受けた】


【YUKIは拳に力をため、攻撃力を大幅にアップさせた。】


【MIKIはスキル『フラッシュスラスト』を放った】


【YUKIは13500のダメージを受けた】


【YUKIはスキル『諸刃神』を唱えた】


【諸刃神によってYUKIの攻撃力は極限にアップし、防御力が大幅に下がった】


MIKI〈!!!君そのスキルを持っているのか!?〉


YUKI〈結構頑張ったんだぜ?〉


MIKI〈っふ。おもしろね君〉


【MIKIはスキル『フラッシュスラスト』を放った】


【YUKIは12000ダメージ受けた】


【YUKIはスキル『諸刃の剣』を放った』


MIKI〈・・・え?言っておくけど僕のかわし率しってるかい?99%だよ?諸刃の剣はかわし率0%の相手に対して70%の命中率。ほぼ当たらないのに〉


YUKI〈まぁ見てなって〉


【MIKIは295500ダメージ受けた】


MIKI〈はぁぁ!?!?〉


YUKI〈言っておくけどチートなんかじゃない。ただSレアアイテムの『心の目』を持っているだけ〉


MIKI〈『心の目』だと!?ありえない!!レベル80の君にまずSレアアイテムなんか・・・〉


YUKI〈だから苦労したっていっただろ。狩りはレベル上げ目的じゃなくてSレアアイテム狙いでしていた。苦労を重ねてこの前この『心の目』を手にした〉



SレアアイテムとはFCゲーム内で課金でも入手できないレア品で、最強ボスモンスターから最弱雑魚モンスターまでどこから入手できるか全く不明で、様々な種類があるらしいが、持っているプレイヤーは極めて稀である。


YUKI〈この『心の目』は分かっていると思うが自分の攻撃を相手のかわし率に関係なく90%の確率で当てるものだ〉


MIKI〈まさか・・・だからそんな余裕な表情だったのか・・・でも〉


YUKI〈ん?〉


MIKI〈Sレアアイテムを持っているのは僕も同じだ。それに2つ持っている。1つは任意で装着していると敵を倒した時のゴールドが10倍になる指輪。もう1つは・・・〉


YUKI〈・・・・・〉


MIKI〈自分の目で確かめてみな〉


YUKI〈是非そうしてやるよ〉


【MIKIはスキル『フラッシュスラスト』を放った】


【YUKIは13000ダメージ受けた】


【YUKIは通常攻撃を放った】


【MIKIはYUKIの攻撃をかわした】


YUKI〈ん?通常攻撃って命中率99%だよなぁ。君の体力はあと4500だから攻撃力が極限に上がっている俺の通常攻撃1発で終わるはずなんだが・・・まぁ次で決めてやるよ〉


【MIKIはスキル『フラッシュスラスト』を放った】


【YUKIは11500ダメージ受けた】


【YUKIは通常攻撃を放った】


【MIKIはYUKIの攻撃をかわした】


YUKI〈なんで当たんないんだよ〉


MIKI〈それが僕のもう1のSレアアイテムだからさ〉


YUKI〈な・・・どんな能力なんだよ〉


MIKI〈今見てわかったでしょ。対プレイヤー戦のデュエル時の時のみ、相手が持つSレアアイテムの効果を打ち消す。だから君の攻撃が僕に当たる確率は極めて低いんだよ〉


YUKI〈しかしさっき諸刃の剣はしっかりと君に命中した!〉


MIKI〈それは僕もびっくりしたよ。まさか当たるとはね。確率が0%じゃないから・・・。とにかくそういうわけです〉


YUKI〈Sレアアイテム効果を消すSレアアイテム・・・・・・嘘だろ〉


【MIKIはスキル『ラストゴッドスティンガー』を放った】





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