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Summer Believe  作者: 七原 秋也
第5章 部隊 『宿命の仲間』
31/33

謎のレイピア

AM9時。


もはや中毒のようにFCをやり続けてしまったYUKIは1度休憩した。


しかしレベルはグッと70まで上がったが、既に疲労感が積もってきた。


しかしタイミング良いのか悪いのか分からないが、『宿命の仲間』メンバーのKATUがログインした。


YUKI〈KATUおはよー〉


KATU〈おお^^YUKIじゃねぇかいつから入ってた?〉


YUKI〈ざっと6時頃かな。目が覚めちゃって〉


KATU〈へぇーっておいレベルすげぇな!もう70かよ〉


YUKI〈ちょっとやりすぎたから休憩してた〉


KATU〈なんか攻撃するつもりじゃないけどさ、おもしろい話があるんだ〉


YUKI〈なんだよおもしろい話って〉


KATU〈遊戯フィールドのデュエルあるじゃん?そのデュエルで昨日の昼間辺りから賭けが行われてるんだよ〉


YUKI〈なるほど・・・何が賭けられてるんだ?〉


KATU〈それが・・・・・最大値レベ上げの書50ヶと莫大なゴールドだ〉



最大値レベ上げの書とは、課金でしか手に入らない物で、無課金ならばプレイヤーレベルは最大200まで上げることができるが、この書を使うことで1冊につき1レベ高く上げられるのだ。


例えば最大値レベ上げの書を10ケ使ったとすると、そのプレイヤーのレベルは最大210まで上げられるというわけだ。


現在のアップデート状況では最大レベル300まで上げられるらしい。


KATU〈な?面白いだろ?ちょっと見てみるだけでも行ってみないか〉


YUKI〈課金アイテムに莫大なゴールド・・・か。面白い!行ってみよう〉




―遊戯フィールド―


YUKIとKATUは迷うことなくデュエル会場に向かった。


1日経った今もなお、誰もベッドされたものを落とすことができていない。


YUKIは観戦エリアから噂のプレイヤーを確認した。



MIKI、レベル300、レイピア使い。


賭けている物は、最大値レベ上げの書50ケと、なんと300億ゴールドだった。



その額にYUKIは目を疑った。

まず億単位のゴールドを稼ぐためには数週間の引き籠もりが必要となる。

ましてや30億ゴールドなんて簡単に稼げるものではない。


それをデュエルで一勝するだけで手に入るとなると皆血眼になる理由がよくわかる。


なんとデュエル参加予約は200人を超えていた。


KATU〈な、すげぇだろあいつ〉


YUKI〈チートじゃないよな〉


KATU〈いや、プレイヤーの何人かが運営に通報したらしいが運営側からは何の異常もないって〉


YUKI〈嘘だろ・・・だって、300億だよ!?〉


KATU〈ああ、あいつはこれからずっとあれで稼いでいくつもりだ〉


彼とのデュエル参加条件は1回100万ゴールド。

プレイヤーの中にはこういった実力を生かした稼ぎ方をする人もいる。


そして何よりレベル300という事と、レイピア使いという事だ。


レイピア使いはこれまた課金しなければ使うことができないもので、他の職に比べて全体的な攻撃力、防御力、体力等は低いが、攻撃をノーダメ回避するかわし率が極限的に高く、覚えるスキルも攻撃をかわしてカウンター攻撃したり細かい攻撃技がほとんどだ。


タイマン勝負だととても戦いにくい相手である。


YUKI〈KATU、俺あいつと1度やってみる。KATUは?〉


KATU〈やるって本気かよ!?俺は降りるぜ〉


YUKI〈分かったよ。200人もいればできるのは夜になりそうだな。ちょっと休憩するわ〉


KATU〈おうよ、俺ずっとインしてるから行く時声かけてくれ〉


YUKI〈分かった。じゃあな、落ちる〉


KATU〈しっかり休めよー〉


デュエル参加予約をし、1度落ちた。





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