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Summer Believe  作者: 七原 秋也
第4章 現実空間
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復帰

体育館の重い扉をゴゴゴゴと開けると、中にいる数人の部員たちがこちらを向き、挨拶した。

と、近くにいた部員が祐樹の存在に気づいた。


「祐樹先輩じゃないですか!」


その声に一同再び向き直り、駆け寄った。


「祐樹先輩今日は部活やっていくんですか?」


祐樹が答える前に克樹が口出した。


「あったりまえだよ。お前ら覚悟しろよー」


「はーい!」


部員たちが祐樹らから離れると、祐樹はまず職員室に向かった。




職員室の扉をガラガラと開け、失礼します、と言うとその声にバレー部顧問の武田が振りいた。


「おお!祐樹か!」


「はい、しばらく学校休んですみませんでした。その・・・今日から部活やらせてもらえないでしょうか」


武田は迷うことなく笑顔で言った。


「やらせないわけにはいかないだろう。でもまあ無理すんなよ」


祐樹はその言葉に思わず笑みが溢れた。


「はい!ありがとうございます!」


職員室から出てほぼ全力疾走で体育館にもどり、そして歩いて部室に入った。

既に克樹か文也が行ったのであろう、入った瞬間皆が出迎えた。


「祐樹ー!」

「やっときたんだな!」

「部活やっていくんだよな!」

「また頑張ろうよ」


そして侑斗が祐樹の前に立った。

そして手を差し出した。


「お前が休んだ2週間で俺はお前を超えた。覚悟しろよー祐樹」


侑斗の意気込みに祐樹にも気合いが入った。

侑斗の差し出した右手をがっちり右手で掴むと、


「それは楽しみだ!」


と固く握手した。


手を離すと章が話しかけた。


「祐樹FC始めたんだってな。俺その時ログインしてなくてごめんよ。また一緒にやろうよ」


「おお、章もFCやってたんだな。デュエル楽しみだ」


デュエルという言葉で何か思い出した克樹が囁いた。


「そういえば佑樹と文也と和樹でデュエルやったのって本当か!?」


文也は難なく答えた。


「ああ、俺佑樹に負けちまったよ」


和樹は誇らしげに言う。


「俺は2人に勝ったけどな。克樹もまた1度やってみるといい」


克樹は祐樹を見据えると、目を輝かせて言った。


「祐樹、俺は和樹も倒せる、だから祐樹との勝負が楽しみだぜ」


そこに顧問武田が現れ、一同武田に顔を向けた。


「はいはい皆おはよー。今日は祐樹もいるから後半は練習試合な」


すると皆よっしゃーーと声を上げた。

チーム内の練習試合も十分楽しい。


「よし、じゃあ30分になったら始めるぞ」


武田が部室を出て行くと皆ぞろぞろと部室を後にしていく。


数分で佑樹も準備を整え、体育館に戻った。

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