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Summer Believe  作者: 七原 秋也
第3章 変化
18/33

外観<内面

客間に入った2人は机で向かい合うように座った。

莉奈は小さなバッグを肩から下ろした。

先に口を開いたのは莉奈だ。


「祐樹君今中学3年生なんだよね?」


「はい、そうですがFCでいったように不登校です」


祐樹は俯いた。


「どのくらい学校行ってないの?」


「大体2週間です」


「そう・・・。学校怖いよね?」


「情けないですほんと」


重たい空気になってしまった。

莉奈が気を使って話題を変えてくれた。


「祐樹君髪切ってる?」


祐樹は自分の前髪を触って言った。


「随分切ってないです。やっぱ印象悪いですよね」


「ま、まぁ・・・よくわないわね」


莉奈が加えて言う。


「でも人間外観じゃないから私は気にしないけどね」


その言葉に祐樹は顔を赤くした。


「・・・どうも」


タイミングが良いのか悪いのか、祐樹の腹からぐぅ~と音が鳴った。

目を見合わせた2人は、微笑した。


「朝から何も食ってないので」


「もぅーしっかり食べないとだめよ。あ、今日私お昼もらっていいかな?」


「もちろんです。是非」


「ありがとう」


「しかし料理をつくる祖母はまだ畑仕事をしていまして・・・・」


すると莉奈はなにやら考え込むと、目を輝かせて言った。


「あのさ、迷惑ならやめるけどその畑仕事を手伝わせてもらえないかな」


「え!?」


意外な事を言うものだからそういう反応になってしまった。


「私こう見えて家で花壇とか小さな野菜育てたりしてるの」


「へぇーそうなんですか」


「うん、だから働かざるもの食うべからずってやつかな」


「はぁ・・・」


莉奈1人で行かせるわけにもいかないので、佑樹も手伝いに行く事になった。


―なんかとばっちり・・・。でも莉奈さんがいるからいいか・・・。


学校のジャージに着替えて家を出た。

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