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Summer Believe  作者: 七原 秋也
第2章 仮想空間 
10/33

現実

テーブルに運ばれた料理を見て、祐樹は目を輝かせた。


「今日はお母さん、料理頑張ったのよ」


フランス料理がフルコースで置かれていた。それを囲む4人。


「昨日会社でボーナス出たんだ。だから今日はご馳走だ」


父さんもすごく嬉しそうだ。そして充。


「これ全部お母さんが作ったの?すごいー!」


祐樹は3人の顔を見て心のそこから喜んだ。


「じゃあ食べるか」


料理を口に入れると、絶品の味が広がった。はずだった。

薬のように苦く、ガリっとした異物も混入しているではないか。


「祐樹。それは毒よ。早く死んで私たちのところへ来なさい」


「こっちは楽しいぞ祐樹」


「兄ちゃん!」


3人は佑樹に迫る。


「・・・っ!」




「っは!!!」


ガバッと起き上がった祐樹は息をついた。

体中汗が流れ、部屋に異臭が立ち込めた。風呂もろくに入ってないせいで体中ジリジリしてきた。


スタンドライトをつけ、時間を確かめた。


アナログの文字で示された目覚まし時計は午前1時を示していた。


―3人は・・・俺に恨みを・・・持っている・・・・。


祐樹はフラフラと立ち上がって風呂場に向かった。


妹は健全なため既に寝ていて、祖父祖母も当然眠りについていた。


階段を降りて廊下の電気をつけ、風呂場の脱衣所の扉を開けた。


扉を閉めてから電気をつける。

服を脱いでシャワーを浴びた。

しっかり体中洗い流し、着替えてから頭にタオルを被せて部屋に戻った。


部屋の電気をつけると、コチコチと時計の音が響くだけで、何の音もなかった。


机に座ると、PCを起動させた。そしてファイナルクリスタルへ・・・


深夜だというのにゲーム内には人が集まっていた。

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