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プロローグ
※ジャンルは『恋愛』とありますが、第1章~2章辺りはファンタジー要素が含まれます。
PCの電源を入れ、USBメモリを差しこんだ。
画面にUSBメモリの内容が映し出された。
【『RINAメモリー』 再生しますか?】
迷わずにYESにクリックする。
すると懐かしいい声が部屋を包み込んだ。途端、目から涙がこぼれた。
暗い部屋の中でPCから出る声に涙を流していた。
もういっそのこと死んでしまおうかと思っていたが、今は違う。
「私は・・・」
最後の一言を聞いた瞬間、大量の涙が溢れた。
部屋をノックする音が聞こえ、立ち上がった。
「お兄ちゃん、ご飯だよ」
妹の声がし、PCの電源を切った。
電源を切る間際に
「ありがとう」
胸いっぱいの気持ちを伝えた。




