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現実は小説よりもラブコメ

作者: koyak

 それはとある晴れた日の朝の出来事。

 通勤のため、僕はいつもの通り最寄駅に向かって自転車をこいでいました。


 駅までのルートの途中には学校があり、そこに通う大勢の中学生(高校生かも?)と遭遇する区間があります。そこに差し掛かった時のことです。

 ちょっと照れも混ぜつつお話して歩く少年と少女。何やら初々しいオーラを振りまく二人がおりました。うむうむ、心癒される光景ですな、などとニヤニヤしていると、

「おはよう! 仲いいね~!」

 彼女の友人なのでしょう。快活な声で冷やかしを入れつつ自転車で二人を追い越していく子の姿が。そんな友人に向かって彼女は慌てて叫びます。

「ちょ!? 違うの!! そんなんじゃないんだからっ!!」


(ラブコメか!? ツンデレか!? そんなってどんな!?)


 思わず声に出しそうになりましたが、それをやると只の変な人なので必死に我慢。


 ああもう、何という青春の一ページ!!


 朝からいいものを拝ませていただきました。

 ごちそうさまでした!

現実には、時として漫画やアニメよりもベタな展開が発生することがあるようです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] とてもいいものを見せてもらいました。 今、ちょっとだけ幸せな気分です。 ちょっとだけ「爆発しろ」とも思っています。 ありふれた日常を素直に見つめてみたら きっともっと素敵なものが見えるの…
2012/01/30 01:57 退会済み
管理
[良い点]  このお話、きゃーっ! ですね。 きゃーきゃー恥ずかし~い! です。 一人で興奮してしまいました。  テンションがあがりましたよ! [一言] 「そんなんじゃないんだからっ!!」って、標準…
[一言] うひー! 読んでるコッチまでニヤニヤしちゃいました。 初々しいカップルを見つめてニヤニヤするkoyakさんにも、わたしニヤニヤしちゃったなあ。 ウチの近所にも中学校があって、たまにカップル…
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