3:戦闘=殺気
ALIVαの操縦方法は気力と想像!
つまり……闘気と殺気、想像力がないと戦闘できない!
殺したくないけど……
殺さないと私がやられる!
「うぉりゃああああ!!!!」
ガギッッッン!!!!!
剣と槍がぶつかり合った。
ギッ……ギギギギギギ!!!!
大兜が軋み出した。
この技は……!!!!
「っ……!日計!!!シールド!!!」
《了解:シールド・オープン》
キンッ……
日計の右腕から、鋼鉄のシールドが出てきた。
ビュン……!
4本の棘がこちらに向かって飛んできた。
ガガガガガガ!!!!
棘が勢いよくシールドに刺さる。
バリッ……!
バゴン……!
棘の勢いでシールドが真っ二つになった。
シュルルル……
棘が大兜の元に戻っていった。
《シールド損傷》
「くっ……!武装変更!」
《了解。どの武装にしますか?》
「7770!!!」
《……武装コード検知。7770:レールガン》
ガシャ……
ドゴォォォォォン……
日計の左手首が地面に落ちた。
ウィーーーーン……!!!!
ガシャッン!!!!
けたたましい音と共に、左腕から砲身が生えてきた。
《発射準備完了……》
「発射ぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
キュイイイイイイン……
ドガゴォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!
「当たった……!」
《警告:大兜から莫大なエネルギーを検知》
「は……!?」
なに……それ?
こんなこと初めて……!!!!
今まで26回大兜と戦ったけど……いつもならここで殺せてるはず!!!!
ピュン……!!!!
ドガガガガガガガガガガガガッッッ!!!!!
無数の棘が日計を貫いた。
「きゃぁぁぁぁぁ!!!!!」
《警告:機体の損傷率65%。これ以上の戦闘は実質不可能》
ドッガッ……!!!
日計の膝が地面についた。
「う……うぅぅぅぅ……!」
幸いにも操縦席には棘は飛んでこなかった。
《警告:再び大兜に莫大なエネルギー反応》
私は大兜を見た。
いつもよりも、黒く、そして刺々しくなっていた。
嫌だ……
次は絶対に死ぬ……
26回もやり直してきたのに……
大兜にやられるなんて……
嫌だ……
死にたくない……
《警告:貴方様の殺気・闘気減少。このままでは日計がシャットダウンする可能性》
嫌だ……
嫌だ……!
嫌だ……!!
嫌だ……!!!
「殺す……!!!私が生きるために殺す!!!!!」
ギッギギギギギギギ!!!!!!
グロロロロロ……!!!!!!
日計が唸りながら立ち上がった。
「大兜ごとき……!!!!!」
ダッ……!
ダダダダダダッ……!!!
日計が大兜に向かって突撃した。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
ドゴッ……!
ドガッ……!
日計は大兜に飛びつき、操縦席があるであろう腹部を全力で殴った。
ドゴドゴドゴッッッ……!!!
「日計!!!!」
ドゴドゴドゴッッッ!!!!!
バリンッ……!!!
その瞬間、大兜の操縦席が潰れた。
ウゥゥゥゥゥゥ……
大兜は小さな唸り声をあげて、動かなくなった。




