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土曜日 日曜日

あと一話です。

土曜日の夜。私は学んだことがある。

それは、「息まなければ、直腸まで来ない」ことである。

そう、寝る前にトイレで力を入れなければ、少しの違和感があるが、それほど睡眠に支障ない状態を維持できる、ということだ。

私は寝る前に必ずトイレに行く習慣がある。

その時、極力、肛門に力を入れずに用を足す。

そして、素早くベッドに入り、安眠用のラベンダーのミストを枕にかけ、普段行っている快眠ストレッチをした。

「肛門に意識を持ってはいけない」

それはわかっているが、ついつい考えてしまう。

その時、普段寄って来ない、近づくと逃げる飼い猫が、発情期のために私のお腹の上に乗ってきた。

一つ補足を加えると、飼い猫は私のことを性的な道具でしか思っておらず、発情期になるとずっとついて回って、ポンポン叩いて気持ちよくさせていないと、暴力を振るう。

しかし、ポンポンする時は私のお腹の上に乗る。人肌よりも少し暖かい、程よい重さの猫だ。

そのため、直腸から意識が離れ、ポンポンしている途中に、気付いたら眠りに落ちていた。


翌日日曜日。

私は諦めた。出すことを。

スマホで調べた結果、病院を受診する目安「3日間便が出ていない」「生活に支障をきたす」「1か月以上続く」と書いてあった。

1週間、この状態が続くようなら受診しよう。それまで無理に出そうとするのは止めて、医療に頼ることにしよう。

そう決心し、この日は息むことをやめた。



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