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年末のことと鞄のこと

 この年末は通常運航だったな。旅行に行くはずだった二日間は仕事も休みにしていたので、ライヴはオンラインで視聴して、少しだけいいウィスキーを飲んだ。とは言え、七百ミリボトルで千円台だから、去年までは普通に呑んでいたものだ。敬愛する作家が最近吞んでると言っているのが、ワイルドターキー・ライなのだけれど、これは高くて近所のスーパーでは売っていない。代わりにジムビーム・ライを買ったのだった。ライの隣にはダブルオークもあって、これは実はトラップで、一度間違って買ったことがあって、レジで思ったより高くてびっくりしたっけ。ライの倍以上の値段がする。

 だいぶ前大阪で働いていたころは、ターミナル駅のデパートの酒売り場で一万円のスコッチを正月用に買うのが常だった。関税が下がっているので、今なら五千円くらいになっているはずだが、最早高くて買えない。いくつかの種類を試したのだったけれど、どれを試したか憶えているのは、シングルトンくらいだけれど、いまは売っていないようだ。

 スーパーで、屠蘇散を買おうと思ったのだけれど、売っていなかった。昔は年末になると、屠蘇散はただで配っていた。このごろは売っていた。けれどとうとう売ることすらしなくなったようだ。ドラッグストアに行けば売っているのかも知れないが。

 冬休みのはずだが、学校に行く子供を見かける。しかし、ランドセルではないので授業というわけでもなさそうだ。ランドセルは、今や非常にカラフルだけれど、私が小学生のころは、赤と黒しかなかった。制服はなかったように思う。六年生のときに、誰かがランドセルではなく手提げ鞄で来たのをきっかけに、手提げ鞄で来ることが流行った。私もそうしたくて、親に鞄を貰った。黒い革製のもので、丸い感じだった。小さめだったが一応教科書は入ったはずだ。教科書も今より小さかったし、問題集とかはなかった。

 筆箱は、消しゴムと鉛筆の入れるところが分かれていて、鉛筆はロケット台のようにできるタイプのものだったと思う。鉛筆の交換が流行ったこともあったっけ。それをきっかけに、筆箱ではなく売っているときの紙ケースで行くようになったのかも知れない。ユニが人気があったけれど、最終的には三菱の九千八百に落ち着いた。消しゴムはステドラーがお気に入りだった。黄色いセロファンに包まれたやつ。大学受験までそれだったと思う。シャープペンシルを級友たちは使っていたけれど、私は使わなかった。最近はポケットに差したいので使っている。

 中学は正鞄だったと思う。黒くて横向きの取っ手があり、二つの留め金でぱちんと止めるやつ。高校ではボストンバッグを使うようになった。会社員時代は、ノートパソコンやノートプリンタが入る鞄に代えた。当時はまだ会社が用意してくれなくて、自分で買っていた。デスクに一台ずつノートパソコンが用意されるようになってからも、同じ鞄を流用していたけれど、五六年前からようやくリュックを使うようになった。近所の中学生や高校生たちはみんなリュックだ。

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