オンライン書店
オンライン書店ができたときは、これは便利だと思って活用した。最初は紀伊国屋書店などの馴染みの店が、オンラインで本を販売してくれるというのだったように思う。送料無料が嬉しかった。そのあと、よく使うようになったのがビーケイワンと言うサーヴィスだった。初めのころは、栞やらブックカヴァーやらがおまけについてきていたのも愉しかった。
中学生や高校生のころは、電車で十五分くらいで都会に行くことができたので、そこにある大型書店に行くことが多かった。そうは言っても、休みの日に、月に一回程度しか行かなかったけどね。当時はまだ、土曜日は半ドンで、午後から行くということはあった。高校が、うちとターミナルのちょうど中間あたりにあったので行きやすかったのだ。大人になってからも、しばらくはお世話になったが、一軒はなくなり、一軒は移転したので、当時のまま残っている書店はない。ビルの中に、他の大型書店ができたので、本屋自体が減っているわけではないと思うのだけれど。
地方に引っ越してからは、近くにまともな書店がないこともあって、オンライン書店が便利だと思うようになった。都会まで行けば、品揃えのいい書店に行くことはできたけれど、やはり遠いと感じていた。しばらくして、楽天ブックスをよく使うようになった。楽天カードを使っていたことも理由の一つで、ポイントが貯まるし、クレジット払いもできるしと言うことだった。いまは、クレジットカードを持っていないので、現金払いしかできないのだけれど。
現金でもネット書店は使える。アマゾンは、コンヴィニで前払いをすれば、うちまで届けてくれるし送料も無料だ。けれど、最近は配送に時間がかかるようになってしまった。支払いをしてから大体一週間くらいかかるのだ。まあ、そんなに急がないものならここで頼めばいい。楽天ブックスは、コンヴィニ支払いのコンヴィニ受け取りにすると手数料が少しかかる。それでも、都会に出る交通費から比べたら格段に安い。
ホントと言うサーヴィスがあって、ここは、電子書籍も扱っているが、紙の本の通販も、実店舗での取り置きもできるので、よく使っていた。実店舗は電車で三十分くらい行けばあるので、取り置きや予約をお願いすることが多かった。ただし、一日程度遅れることがあったので、訊いてみると、予約とは別に先に店舗に着く荷物があるので、在庫を見て買いに行った方が早いのだった。このサーヴィスの便利なのは、チェーン店全体の在庫が分かるということだった。出版部数の少ないものは、一部にしか入荷しないから、やはり予約をした方がいいのだけれど。
ところが、ホントは、紙の本の販売をやめて電子書籍だけになるという。それは困ったと言っている作家もいる。在庫検索もできなくなるということだ。スマートフォンのアプリで新刊案内も来るのでとても便利だったのだけれど。提携していた実店舗のチェーン店、具体的に言うとジュンク堂なのだけれど、そこが独自のサイトを立ち上げる予定ということなのでそれに期待するしかないか。
それにしても、実店舗だけでなく、オンライン書店までなくなるご時世なんだな。十年単位で言えば、紙の本は骨董扱いになっていくのだろう。それもほんの一部の需要しかない。




