ノートの値段が高い
給料が上がらないのに、物価が上がっている。本当にそういう実感がある。
私が大学生のころと言うと、もう四十年くらい前のことだけれど、家庭教師のアルバイトの時給が三千円くらいだった。それが今は千円くらいのようだ。
ちょっと前まで百均で五冊セットで売っていたノートが、いまは一冊で売っている。つまり値段が五倍になったということ。先日まで百グラム九十八円だった豚小間が百八円になったと文句を言っていたけれど、今や百三十十八円になっている。よって、ずーっと買っていない。萌やしの最安値は十九円だったのが、今は最安値は二十円。これくらいの値上げならば買わないということはないけれど、値上げは値上げだよな。
おまけに税金が高い。会社勤めだった数十年前は、税金について意識したことはなかったけれど、それはもともと給料が良かったということもあるし、税率も今ほど高くなかったということもある。所得税の先払い、住民税、健康保険、年金、そういうのを天引きされても手取りが充分にあった。まあ、社会保険は会社が半額払ってくれるという制度のおかげもあったろうが。いまは、自営業で粗利が当時の手取りの半分くらいしかないのに、税金がこんなにかかるってどうよ。売上の半分がた持って行かれる感じ。
トリクルダウンなんて起こっていない。企業がある程度儲かるのはいいけれど、給料に反映されなければ意味がない。みんなの給与が上がらないと、私のような零細事業主には収入が入ってこないよね。
なんで今やり繰りできているのか。たぶん食べ物の質を下げているからだろう。そうすると体調も良くなくなる。コロナだってまだ流行っているからマスクも買わなければならない。まあ、感染はしていないから不幸中の幸いなんだけど。
二千二十年の正月に、熱や咳はないけれど、すごくだるい日が数日あったので、あのとき感染していたのかもしれないが、それ以降は風邪も引いていない。ヴィタミン剤を飲まないでいるので、咽喉が少し腫れてきそうな予感はある。それもこれもやっぱり金が無いからだ。金があればいいものが食えるし、薬も買える。全部我慢している。




