起業の夢
夢の中で、前回書いたベロベロとあともう一つ駄菓子を買って食べた。ベロベロというのは、ういろうとわらび餅を混ぜたような食感で、大きさは割と大きくて、幅五センチ、厚さ一センチ、長さ二十センチくらいあったように思う。色は白っぽかったはず。ネットで調べたら、同じ名称のものは出て来るけれど、大きさや色なんかが違う。もう一つのものは、夢を見た直後には覚えていたのだけれど忘れてしまった。
古い友人に誘われて、起業を手伝ってくれということで、その事務所の場所に案内された。何件かのオフィスが入ることになっているようで、曲線を描く廊下を奥まで行くと、細長い小さい事務所があって、そこはすでに長テーブルや椅子が置かれていて、営業職らしいスーツ姿の従業員がたくさんいた。その内側は大きめの部屋で、誰も居ないようだったからここからが借りるところかと思って入って行ったら、中に数人の人がいて、訊いたらまだ始まっていないがここは自分たちの事務所になるところだという。さらに奥に、パーテーションの横に、人が横を向いたら通れるくらいの隙間があって、そこから先が目当ての場所のようだった。
この古い友人というのは、どうやら実在している私の友人ではなくて、誰だかわからないが、古くからの知り合いというのは分かっているという感じ。色々説明してくれて、私もほぼその気になったのだけれど、返答は待ってくれるように言った。今日はこれから帰ってあらためて考えて、早ければあしたからやることになると思うという、ほぼイエスのことを言って。夢の中では当日は日曜日で翌日は月曜日ということになっていた。
いったん外に出て戻ってきたら、フロアの台状になったところに数人の人がいて、どうやら演劇の稽古をしているようだった。実はそこはエレヴェータなので、私もその台の上に載って階のボタンを押す。何階だったか分らなくなっていたので、適当に押して上がったけれど、そこは違った。二階だったことを思い出して、二を押したらちゃんと戻ることができた。別の大学時代の、こちらは実在する知り合いが来ていて、私が帰るのに一緒に帰ろうとする。
これ飲んで、と言って小瓶を渡してくる。豆乳だというので、あまり好きではないので要らないと言うと、タイプに合わせた特注のやつだというので、仕方なく飲んだ。これ本当に豆乳か。ウィスキーみたいな味がするんだけど。
ここは確かターミナル駅の近くだから、そこから電車に載ろうと思うのだけれど、駅がどこかわからない。歩いているうちに、どんどん怪しげなビル裏に入って行ってしまう。階段の下でずた袋をかぶって昼寝している人がいたので、駅はどこかと訊いたら、そこをぐるっと回ってずんずん行く。ということだったので、階段の周りを避けて、裏側のもの置き場のようなところから、塀を乗り越えると、確かにそこには線路があって、左の彼方に停車場が見えるが、ホンモノの鉄道ではなくて、遊園地の中を周遊する小型のものだった。
遊園地があるということは、近くに駅があるはずだと思って、舗装道路に出たら横を線路が走っていた。これを辿って行けば、どこかの駅に出るはずだと思って歩いていくと、直ぐに駅が見つかった。そこは無人駅で、柵に百円玉を入れてはいるようになっていた。後から考えたらこれではどこから載ったのか証明できない。路線図を見ると、ターミナル駅までは各駅停車で五駅ほど戻る必要があった。そんなに歩いてしまっていたのか。




