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蜘蛛

 夜、部屋の鍵を開けて入り電灯を点けると、床を黒いものがかさかさと逃げていくのが見えた。ジーだ。敷居のところで止まったので、私は除菌アルコールスプレイを手に取って、シュ―シューとかけた。徹底的に。すると動きが止まったので、ティッシュで捕まえようとしたら、するりと躱されたが、ティッシュの端っこに引っかかっていたので、ドアを開けて外に放り投げた。

 アルコールは毒なので、たいていのものはかけると死ぬ。蠅とか蚊とか。しかし、ジーは死なない。ただ、大量にかけてやると動きが止まるので、その間に捕まえることはできる。今回は完全に捕まえることはできなかったが、追い出すことはできたので、まあ及第というところだな。

 前に猫がいたときは、殆ど現れなかったように思う。猫が退治してくれていたんだろうか。

 蜘蛛もジーを食べるのだろうか。蜘蛛を嫌う人は多いが、私は嫌いではない。なぜなら害虫を食べてくれるからで、蜘蛛自体が人に何らかの悪さをすることはないからだ。歩いていて、蜘蛛の巣に引っかかると不快だが、洗えばいいだけのことだし。

 蚊や蠅や、さらにジーを嫌うのはなぜだろう。どこまで具体的な被害があっていっているのだろう。壊滅的な被害を受けることはあまりない。伝染病でも流行っていれば別だけど。それなのに見付けたら即、殺意を覚えるというのはどういうことか。

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