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映画も観に行かないし

 原作を以前に読んでいて、好きな俳優が主演している、本当に公開を楽しみにしていた映画があったのだけれど、観に行かないまま終ってしまっている。ヴィデオが発売されるのを待つしかない。それとも配信と言うのがあるのだろうか。映画の有料の配信はしたことがない。でもどのみちパソコンで観るのだから同じことだな。どちらか早い方にしたらいいか。

 そして今、原作が以前私淑していた作家のものである映画が公開されたところなのだけれど、多分行かないのではないか。劇場情報などは調べたけれど、それほど近くではやっていない。二月に古本市で京都に行くので、その近くでやっているようなので行ってもいいかなと考えているけれど。

 その作家は私より三十歳年上なので、現在九十歳だ。神戸や東京に自宅があったと思ったけれど、現在は有料老人ホームに住んでいるらしい。いくつかの雑誌に自伝的なものを連載しているらしいと知って、買おうかとも思ったけれど、もう大夫進んでいるので途中からになるなあと思ったら気が引けた。単行本になったら読もうか。それまで私は生きているか。

 読書も、どんどん読めばいいものを、やはり集中力が落ちていて、少しずつしか読み進められない。読みかけの本が何冊も積んである。書棚には、それこそ積読本が何十冊もある。いや、百冊くらいある。これを全部読まないまま死ぬんだろう。そう思うと、読みたい本を優先するべきなんだが。

 必読だと思って取ってあるものがあるけれど、あまり食指が動かない。トリストラム・シャンディとか、フィネガンズ・ウェイクとか。ユリシーズの柳瀬訳は読み進めていたのだけれど中断している。以前は出るとすぐに読んでいたジョサの新作も途中になっている。一方で海外ミステリの取りこぼしを読んだりしている。中学生のころに翻訳が出ていたら読んだに違いないと思えるものの新訳とか。面白くないことはないのだが夢中にはなれない。

 米澤穂信の新刊が出たら喜んで読むのだろうけれど、伊坂幸太郎や辻村深月は読まなくなっている。詠坂雄二や青崎有吾も出たら読むだろう。本好きの下剋上シリーズは絶対に読むわけだが。現在のところ一番夢中になれるのはこれだ。

 ピンチョンやバースはどうしよう。いつか読むはずと思って買い集めてはいるのだけれど。ホークスも。歳を取ったら読もうと思っておいてある晩夏と言う小説も、それこそその歳を取ったらと言う歳になっているわけだが、読まないまま終るのだろうか。

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