またしても禁酒のこと
一週間一滴も種類を飲まないで過ごした。胃の具合が悪かったからだ。この日記のテーマの一つは最初から禁酒だった。以前なら少しくらい胃の調子が悪くても、数日後には呑んでいたような気がする。それが、吞まないで済んだのは、少し考え方を変えたからだろう。
前は、禁酒と言うのはきょうからずっともう吞まないという、謂わば期限のない約束だったわけだけれど、それをしないで、原則として吞まないけれど、特別な日には呑む、という風にしたのだった。これなら、吞める日を楽しみにして、それまでの間我慢できるように思った。
特別の日とはどういうときかというと、例えばライヴのある日だ。
実際にライヴに行くことは激減しているけれど、ライヴハウスに行ったらドリンクを頼まなくてはいけない。ワンドリンクのお金だけ払って注文しないということもできるし、コーヒーなどのソフトドリンクを頼むこともできる。でもやっぱりアルコール類を吞みたい。普段は吞まないでも、そういうときは吞んでもいいことにするのだ。ライヴハウスなら、居酒屋に行ったときより注文が限られる。ライヴ前と休憩のときだけだからだ。ふつうは、一杯から二杯、多くても三杯くらいだ。
以前はクバリブレをよく頼んだ。ラムのコーラ割りである。コーラは砂糖どっちゃりなので、最早頼めない。家で作るときは、糖質ゼロコーラも売っているので、それで作ったことがあったけれど、くいくい吞めてしまうので、悪酔いしてしまった記憶があった。それ以来呑んでいない。ジントニックを大抵頼む。トニックにも砂糖は入っているけれど、どっちゃりではないだろう。本当に砂糖を忌避するならば、ウィスキーソウダにすればいい。ロックでもいいんだけれど、それだと余りにも量が少ないのであっという間に呑んでしまう。
実際に行かないで、オンラインで参加するときも、吞んでいいことにしよう。偶のことだからいいウィスキーを買ってきたいところだけれど、そうするとそこから毎日吞んでしまう羽目になるだろうから、やめといたほうがいいよな。缶酎ハイやなんかを買うというのがよさそうだ。今度月末にあるから、そのときはそうしよう。
禁酒の効用は、健康のためというよりも節約のためという意味合いが大きい。酒類を買わなければ、月に数万円くらい浮かすことができるだろう。なんだかその分他で使いそうで怖いんだけれど。