値上げ
だいぶ間が空いてしまった。書く気が起らなかった。
この事業所を始めて最初期に作ったチラシが余っているので、それでポスティングをすることにした。最低価格が今の方が安いので、そこだけボールペンで修正して。
途中で寄ったコンヴィニで茹でピーナツがあったので買ったら、思っていた値段と違っていた。十パーセントも高くなっていた。今月の家計簿をつけていなかったので付けたら、今月の初めごろにも茹でピーナツを買っていて、そのときすでに値上げされていたことがわかった。今月から上がったんだろうか。その前にいつ買ったのか覚えていないから、いつからなのかはわからない。
そう言えばスーパーでよく買っていたレトルトのカレーも高くなっていた。二百六十円くらいが二百九十円くらいになっていたので、そうなると買えなくなった。物価は上がるけれど収入は増えない。そうしたことがこの何十年続いている。給料は少し上がったみたいだけれど、物価高に追いついていないだけではなくて、税金は上がるし、円安になって円の価値が下がっているので、人々の暮らしはどんどん厳しくなっている。
子を産んでこそ女と言った大臣が非難されているが、女たちだって大半は子を産みたいのだ。しかしそれを許さないのが今の政府ではないか。子供を産んだってそれを育てられるお金が無い。だから産まないのだ。もちろん子供を産むことだけが人間の価値ではない。仕事をして社会に貢献したいと思っている人は多い。それでも、そのあと同じ仕事に復帰できるなら、子供を産みたいと思っている。しかし、そうしたらもっと軽い仕事にしか戻さないのが今の企業だろう。だから産まない。
結婚しないものが増えているのも、お金が無いからだ。私は高度成長期に子供時代を過ごし、バブルの頃に青春を過ごしたから恵まれている方だけれど、今の若者は何てひどい時代に生きなければならないのだろう。まあ、悪いのは選挙に行かない人々だけれどさ。車も買わなくなったというけれど、給料が増えて税金が減って円が高くなったらみんな買うさ。それでも私は買わないか。私は運転が下手だから。
免許を取ってレンタカーを借りたり会社の車に載ったりしたけれど、怖くて仕方なかった。だから全く運転していない、所謂ペイパードライヴァーだ。そろそろ免許を返納しようかと思っている。あ、でもお金がたくさんあったら、車も買うかもしれない。自分で運転しなきゃいいだけだから。運転手を雇えばいい。
でも、何度も言うけれど、そんなお金はない。