カレーを作る
今年もエムエルビーの試合が見られるということは幸せなことだと思う。この日記を書き始めたころは、いまも生活できていることは予想できなかったから。でも、以前ほど真剣に見ていないことも事実だ。イチローがマリナーズにいたころは、本当に一球一球集中して見ていたっけ。イチローが打席に入っているときだけでなく、すべてのプレイを見落とさないで、マリナーズの投手が打たれたときは、なんでそんなところに投げるんだと憤慨していたっけ。
今はオータニがホームランを打ったりイマナガが三振を奪ったりするところは愉しんでいるけれど、すべての投球を観ているわけではない。特にドジャーズを応援しているわけでもない。前から何度も書いているけれど、ドジャースと書くのは英語の発音に反している。カブズもカブスではない。ドジャーズというティーム名はドッジボールのドッジと語源が同じだが、私はドッジボールが大嫌いだった。あんな野蛮なスポーツはない。ボールを敵にぶつけることを善とする球技なんて他にないよね。
ポテトサラダを解禁してしまって、まったく糖質制限ではなくなっているのだけれど、じゃが芋を買ってきた方が何倍も安いということに気づいたので、二個買って来て湯掻いてマヨネーズで食べたのだけれど、なんだか体調が悪い気がする。じゃが芋は澱粉の塊だし。それなのに、じゃが芋の入ったカレーが食べたくなって作ってしまった。とりあえずじゃが芋は一個だけ買ってきた。
カレー用の牛肉が安くなってたら買おうと思ったけれど、高いし、オージービーフのカレー用も置いてなかった。オーストラリアの牛筋が売っていたのが比較的安かったのでそれを買って、野菜はあとはピーマンがいいなと思って探したけれど、高いのでやめた。牛肉もピーマンも安売りしているときもあるのにこの日はなっていたなかった。炒め野菜セットが半額になっていたので見たら、キャベツが大半だけれど、人参とピーマンの千切りも入っていたのでこれを買った。あとはカレー粉をどうしようかと思って探したが、プライヴェイトブランドのが最安だったのでそれにした。エスビーの関連会社が作っているらしいので、そんなにひどい味ではないだろうと。
鍋に火を入れて、牛脂を溶かし、その間に牛筋肉を細かく切って炒め、野菜セットを入れたら、鍋は一杯になってしまった。水を入れて、忘れていたことを思い出した。トマトソースが殆ど空らになっていたところへ水を入れて濯ぐことを。それからじゃが芋の皮を皮剥きで剥いて、細かく切って鍋に入れたけれど、浸からない。それでもしばらく煮込んで掻き混ぜて、それから火を止めてカレー粉を入れた。これが午前中のこと。食べたのは夕方になってから。もちろんカレーライスになんかしない。だからと言ってスープカレーでもない。ただのカレーを食べた。三皿もお替りしてしまった。