やる気
ここのところは、オールタイムベストにも挙げたマンガの、バジル氏の優雅な生活を読んでいた。全九巻を通して読めば、主人公とされるバジル氏は実は狂言回し的存在であって、それ以外の登場人物たちがエピソードごとの主役になっているキャラクターマンガであることがわかる。きっとウィキペディアかファンクラブのサイトに登場人物の詳細な一覧があるかと思って調べたけれど、ウィキペディアもある重要な人物が抜けている状態だったので、自分でリストを作成しようかと思ったのだけれど、その気になれないでいる。
やる気の問題、というものは存在しないというのは近年の脳科学では常識的になっている。やる気なんてものは、とにかくやり始めればいいのだと、私もそう思っている。けれど、始められないというのはどうしてなんだろうか。
何もしないというのがデフォルトになっているからかも知れない。コロナ禍になってから、私は極力出かけないようにしている。前にも書いたけれど、仕事と買い物以外は殆ど出かけない。それに輪をかけて、お金が無いから、遠出も殆どしない。前は毎週休みの日には、電車で三十分ほどの他県のスーパーに、そこの総菜が美味しいからという理由だけで行っていたけれど、そう言うこともしなくなっている。
買い物も、ちょっと前までは毎日行っていたけれど、ここのところは二日に一回行って二日分の食料を買うようになっている。きょうも始めのうちは、買い物にも出かけない予定だった。
けさは朝四時半に起きて、エムエルビーの開幕戦を見た。それを見ながらネットサーフィンをしたり、ちょっと本を読んだり。少し前までは、柳瀬訳のユリシーズを読んでいたのだけれど、頓挫していて、いまはレムの長篇とバースの第一作を古書店で見つけたのを読んでいる。これらもあまり捗っていなかったのだけれど、少しは面白くなってきていてちょっとずつは読めるようになっている。
ゲイムがおわって、八時前だったのでスーパーに行ってもよかったのだけれど、食事をしてしまい、眠くなったのでそのまま寝ていた。ヴィタミン剤も飲んで寝たからか、けっこう眠れて、一時間で目が醒めるのは相変わらずだけれど、そのあともう一度寝直して一時間眠れた。それからちょっとアニメを観たりしていたのだけれど、昼頃になって、思い直してドラッグストアに行った。ムヒがなくなっていたので、買おうと思ったのだ。
乾燥肌や虫刺されでかゆいとき、ステロイドなども試したのだけれど、あまり効かなくて、結局ムヒが一番効くということがわかった。冬の装いで出かけたのだけれど、歩いているうちに暑くなって、手袋とマフラーを外した。それでも少し汗をかいたっけ。ヴィタミン剤も残り少しになっていたので、これも買った。シャンプーがなくなりかけていたのでこれも買った。あとは、二割引のオニオンサラダを買った。実はもはやオニオンやレタスでさえ、歯に痛くなっていたのだけれど、どうしよう。
今夜食べるのはレトルトのカレー、大豆は昨日買ってあったので、それにかけて食べる。オニオンサラダも同じ皿に盛って、上からカレーをかけようということにした。それで冷蔵庫の中もほぼ空になってしまうから、あしたの朝はスーパーに買い物に行かなければならない。