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世界観①

 宇宙植民が開始されて約150年ほど経過した地球圏が舞台。

 年代でいうと23世紀位?




 アルテラ


 地球近隣のラグランジュポイントには「人工大地(アルテラ)」と呼ばれるコロニーが建設されており、人類の大半はそこに居住している。

 アルテラとは「アーティフィシャル・テラ」の略で、すなわち人工・大地。

 コロニー形状は主にバナール球型。

 天頂部に丸い窓が空いておりそこから採光して人工的に昼夜を作り出している。採光窓は湖に見立てられていて、その周辺は観光地区になっている。底辺部、つまりバナール球の反対側の軸部分が港湾地区となっていて宇宙港や貿易ターミナルがある。

 バナール球内壁の赤道部分が居住区で、市街地には道路が整備され、地下鉄(メトロ)路面電車(トラム)もある。重力は地区によって差があるが約1Gから0.8G。

 コロニー一基に約50万人の市民が居住する。


 アルテラはラグランジュ点毎に第1から第5まで存在する。地球圏以外には火星と金星に小規模のものが設置されている。


 一つのアルテラに数十のバナール球型コロニーがあり、それぞれが名前の付いた都市となっている。都市コロニーにはそれぞれ自治権があり、それらの集合体がナンバー・アルテラという政体を成している。


 各々のアルテラは建設を主導した国家の特色が反映されており、事実上その国家のコピーと言って良い。建設場所もその国家間のパワーバランスが反映されている。

 L1の第1アルテラはヨーロッパ、L2の第2アルテラがアジア、L4の第3アルテラが中南米。L5の第4アルテラが中東・アフリカで、L3の第5アルテラはロシア。

(北米がないのは、つまり、そういう(既に存在しないという)こと)



 月


 月はアルテラと並んで人類文明の拠点となっているが、月の重力は常に0.17Gしかない為居住地としての環境はアルテラに劣っており、主に工業地帯として発展している。それでも入植は行われており、ティコ、アポロメモリアル、コペルニクス、ツィオルコフスキーといった数十万人規模の街がある。鉱物資源が豊富であり、重工業が発達し、コンビナートが形成されている為各地からの出稼ぎ労働者も多い。



 地球


 この時代、地球は管理区域として立ち入りを厳しく制限されている。理由は、大陸一つが無くなってしまった程の大災害の為。

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