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存在  作者: ゆうひ
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彼女、後藤詩織 が死んで1年。

あれほど騒がれていたが段々と静まり、1年も経つともう誰も考えようとしなかった。たった1年だったがみんなには思い入れがあまりなかったせいもあり、忘れ去られていた。


最初はみんなも狙われる可能性があったため中学生にもなって集団下校をさせられたり、夜は外出禁止など散々だったが 最近はもう事件について誰も何も言わず それといった行動もしなかった。


詩織の父と母は離婚し、父方の祖母の家に引き取られこの村に来たらしい。

そのせいで死んだといっても過言ではない。

親が離婚しなければ詩織がこの村に来ることもなく、まして死ぬことはなかったのだ。

考え出せばキリがないがそう思う他ないだろう。


だが、なぜ僕はそんなことを知っているのだろう。なぜ彼女の事を考えているのだろう‥。

僕は何か忘れている気がする。




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