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作者: ガリク村
掲載日:2012/12/23

他人と違った価値観を持つことは優越感があるが、同時に寂しさが込み上げる。


孤立無縁の魂を引きずり騙し騙し生きる日常は心臓を縛り付ける。


その痛みを和らげるために我関せずを貫き常に第三者の思考を持つ。


他人への同調はうわべで、自らの思想に理想を求める。


それは多くの場合裏目に出る。村八分のそれは人との交流を閉ざし、殻に籠る要因となる。


寂しく辛いが、自分の性分まで変えて媚びへつらうのは嫌い。


辛い気持ちを隠すべく努めて明るく、饒舌に振る舞う。


他人から変わり者と罵られ、皆離れていく。本当は真面目で信念を貫きたいだけなのに。


もし私が死んだら、家族以外の誰かが覚えていてくれるだろうか。


いっそすべての私を知る人の記憶から私がいなくなってしまえば、何事も考えなくていい。


それは、嘘だ。


誰かの記憶の片隅で、そっと生き続けていたい。


私が未完成のまま死んでも、その人が記憶の中で私を完成させてくれればいい。


人は孤独に感じる時、どうすればいいのだろう。


無に帰るべきか。


いっそ悟りを啓くべく、身仏を掘り、我が身を託そうか。


そう自問自答を繰返し、これまで生きて来た。


何が楽しくて、此処まで来たのか分からないが。きっと幸せを感じる瞬間があったのだろう。忘れているだけで。


或いは、まだ見ぬ御来光を求めて。


世間の喧騒が過大になるこの時期、私は下を向いて歩く。


羨望を閉ざす私の目は、深い轍のみを見つめ、足早に家路につく。


その日暮らしの毎日。


変わらない日常。


煮詰まりから来る惰性。


私の未来に光は指すのか。


一年後、五年後、十年後。


私は人間らしく生きていますか。


もう過去は十分振り返りました。


逃げても逃げても、追いかけてくる懺悔の日々。


もう沢山です。


お願いします。


あと少しだけ、明日は顔を上げていいですか…


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