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/3.5 ふぁみれす座談会その3

ギラギラとアスファルトを照りつける太陽。

そんな暑さ満点の外の風景を眺めながら、黒縁眼鏡の男は言った。

「夏と言えば、海」

「海と言えば、水着」

「水着と言えば、ぐふふ」

何を想像しているのかニヤニヤと笑いながらブツブツ呟く黒縁に心底冷めた目で金髪が言った。

「早く妄想に対しても、猥褻物陳列罪適応されねぇかなぁ。あとお前に対してのみ厳罰化」

「お前、男としては女の子の水着姿にときめくのは最低限の礼儀…わかってねぇな」

「ときめくっつーより、お前のはもっと汚らしい何かだろ」

「な、何?馬鹿な、このジェントルがそんなこと」

視線を明後日の方向にむけ、下手な口笛を吹き始める黒縁。

「そもそも、海にいかねぇだろ、お前」

「ふっ……それはそうだ。海に来て行く水着が、ない」

「駄目じゃねぇか…」

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