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『1:「あいつ誰だよ」』

「友達100人できるかな♪」

『できないんだ』

「え」

『小学校にあがっても学校にいっても、働き出しても……友達はできないんだ』

おじさんはそういって消えた。

不思議なことに他人の気がしなかった。


入学し、卒業、そして、就職……タイムマシンが発明され……。

そして、ある日、鏡を見て、皺が刻まれたオレの顔を抑えて気づいた。

――オレはあのおじさんに似てねぇ。

まったく微塵も似てねぇ……。

友人も数人はいるし……あいつ誰だよ。

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