静寂と焦り
関流数メートルの闇が空に残ったという部分を数メートルの亀裂という描写に変更しました。
「だ、だんちょ~」
そんな声が近づいてきた。
「大丈夫か?」震える足を何とか動かしながらこちらへ向かう一人の騎士に対して団長と呼ばれた男は声をかけた。
「団長がさっきの化け物を倒してくれたので何とか」
「ほんとか~?汗すごいけど」
あはは…額についた汗を拭きながら、騎士はそれはそうとですねと本題を切り出した。
「団長は気づいてると思いますけど、さっきの化け物とは別に小さい闇の塊が大量に散布しているので今から周辺の村の安全確保のために遠征に行ってまいります」
もうどの隊がどこ担当するか決めたのか?はや~と、男か騎士団のあまりの対応の速さに驚きつつ「あれ?俺はどこにいくんだ」と自分の担当をに聞き、騎士が団長の担当…?と返答に困っていると、
「君は今すぐ王のもとに行って現状の報告と空のあれについての対策を話し合ってくるんだよ」
美しい金の髪をなびかせいくつもの隊を後ろに従えた女性が男の疑問に意気揚々答えた。
「これは副団長殿!迅速な対応感謝!」
「ええ、君が迅速に化け物に対応してくれたおかげでね!迅速に王の元へ行くといいよ」
「ああ、その前に一つ」今にも走り出しそうな騎士団を呼び止め「騎士団諸君!!ケガしないように」気をつけて~と手を振る男を横に騎士団は駆けていった。
王宮内にて
国王を中心とした貴族たちの前に男が膝をつく
「ではフェリドゥーン騎士団団長スーラよ。ことの顛末を」
玉座に座る朱い瞳に金の髪を持った若くこの国の王となった男が口を開いた。
「はっ!ゾロア王」スーラは空から闇があふれ3つの大きな塊と小さな千にも及ぶ塊が世界に降り注いだこと、闇が竜へと姿を変えたこと、今は亀裂となって息をひそめていること見たことをすべて話した。
「報告感謝する。それでスーラ、君は空のあれについてはどう考える」
「わかりません…ただ、先ほど対峙したのは力の一端であると感じました」
「単独で赤竜を撃退できる君がそう思ったんだね?」という王の問いかけにスーラは頷いた。
わからない、それはスーラでさえどうにもすることができないことであると国王を含めたその場にいたもの全員が理解し、場は静寂に包まれた。
「お、お前がどうにもでき何というんであればどうするというのだ!!」この国の大臣を務める男の焦りの混じった怒声が静寂を破った。
「プッチン大臣どうか落ち着いてくれ。どうするかを考えるのが我々の役目なのでは?」
ゾロアは声を荒げるプッチンを落ち着かせ再びスーラに目を向けた。
「スーラ、君は何か対策は考えてあるかい?」彼の持つ朱い瞳がスーラをじっと見つめた。
「一つ、考えがあります。」
「それは?」
スーラの考えに期待が集まる。
「エルフ、いやハイエルフとドワーフに協力を要請するべきかと」
エピソードタイトル考えるの難しい
頭の中を文字に落とすのも難しい




