新たな世界
目を開けるとそこは美人な母親の腕の中だった。
月愛の心の声:はっ、まさかこの人が俺のマミー!なんだが品もあるし、もしかして貴族か?
母親:あら、目を開けたわ!可愛いわねぇ。名前は何にしようかしら?
月愛:ユメ!
母親:えっ!?今喋った!?そんなまさか、聞き間違えよね!
月愛の心の声:危ない…咄嗟に口に出してしまった。今の俺は赤ちゃんだった。。
母親:でも、そう、゛ユメ゛ね。いい名前だわ。今夜、あの人にも相談して決めましょうか!
~夜~
父親:ほーら、たかいたかいー!
月愛の心の声:やめろっ!高い所は苦手なんだ!
母親:ねぇ?この子の名前を決めなくちゃ。
父親:そうだな!何にするか、男の子だしカッコよくジークとかどうだ?
母親:カッコいい名前もいいけど、私は゛ユメ゛が良いと思うの。
父親:なにか意味があるのか?
母親:この子が朝、この名を喋ったのよ。
父親:まさかっ(笑)まだ生まれたてだぞ?そんなわけないだろぅ!でも、゛ユメ゛かなんだがしっくりくるなぁ!
両親:よし、決まりだね!
月愛の声の声:そうして俺の名前は゛ユメ゛になったのだった。
父親:そういえばユメ、父さんの名前はアレクだ!これからよろしくなぁ!
母親:私の名前は、クレアよ!ほら、呼んでみて!
アレク:そりゃまだむりだろぅ!赤ちゃんだぞぅ?
ユメ:クレアっ!
アレク、クレア:この子は天才かもしれないっ!?
~こうして俺の第二の人生は幕を明けたのだった。~