一脳文化ド天然娘 宇宙デカ松沢レナ 夜の掃除屋 6 逆らったらいけないけない人たちと紅の金化粧!
久しぶりのレナさんは、今日も埋もれていた。どうしてこうなったのか....。。
松沢レナこと私は、埋もれていた。
多くの奇麗な美少女、美女たちに。
毎日寝床はこんな感じになっている。
なんてひどい、いじめなのだろうか。
朝なのに起き上がれない。
シャンプーのいい香りとなにか独特の匂いを感じる。
これがめすのにお...いや私はそんなこと考えるキャラクターではない。
作者覚えとけ。
とりあえず紅フォームになって起き上がろうとする。
全く動かない。
さすがに紅フォーム (改)になったら、
みんな燃えちゃうので、そうするわけにもいかず、
仕方なくみんなが起きるのを持つことにした。
そして一人ずつ起きだし、みんな私に、なんとか自分のひとなめしたツバを
つけようとして、必死にもがいている。
みんないじめすぎやろ私の事。
そこら中から、お姉さま、お姉さまと聞こえてくる。
大量の冷や汗をかき、されるがままにされて、皆が
出て行ったあと、シャワーを浴び、着替える。
それが私の最近の朝のルーティンだった。
「レナさん、今日はこのビルにいってくださいでやんす」
その言葉遣いで合ってますか梅さん?
レナさんも頭がいい方ではなく、とても悩んだ。
「わかりました。今回はどんな仕事ですか?」
「この前のチャリンコを乗り回していた、男の子たちと同じような方々の
抗争を止めてきて欲しいでありんす。お腹の周りにダイナマイトを
巻いてる人もいるので、火に気を付けてください。」
え、こわ!!?世間こわ!!
どうなってんのこの街!!?
「わ、わかりました。一応消火器持っていきますね。」
恐がりながら承諾した私であった。
今回は危ないので、梅さんはお店に待機してもらうことにした。
ジヌニーは私を乗せてくれないので、チョップしてから
現場へ走って向かった。
「ぱん、ぱん!!」
「えっ!!?」
そこには銃声が鳴り響いていた。
え、怖い怖い怖い!!
こんな日常的な街にこんな非日常的なことが起きてるなんて!!
「わ、わたしがどうにかしなくちゃ!!」
怖がりながらも、紅フォームにチェンジして、ビルのなかに突っ込む。
消火器もちゃんと携帯していた。
部屋の中は、銃の打ち合いと刀の打ち合いになっていた。
「ひえぇぇぇ!こんなのどうすればいいの??」
とりあえず、近くの知らない人から、消火器で頭を殴り
ゲリラ的に、人を減らしていくことにした。
「な、なんだ、不自然に勢力図が変わっているぞ!!どうなっている??」
節穴ばかりの人たちだった。
そこに偶然、消火器に弾丸が当たり、消火剤がぶちまかれ、真っ白になった
レナさんがいた。びっくりして、紅フォームが解けてしまった。
「だ、だれだお前は!!?」
「ひぇぇぇぇ。バレちゃった。。」
これはまずい、火は使っちゃいけないから、「改」以降は使えない。
能力三倍アップだけでは、同人誌みたいにひどいことをされてしまう。
だから私は、そんなこと考える、キャラではない!!
作者覚えてろ!!
「と、とりあえず、喧嘩はやめてください。周りの方々の迷惑です。」
「うるせい!!白い美女!!そんなの知るか!!」
ディスられたような、微妙に褒められたような気がするが、まあ良しとしよう。
「じゃあ力づくで!!」
一瞬で紅フォームになり、目と髪が紅くなる。
「「「「「「「ま、まさか下の方も!!???」」」」」」」
全員が禁句を言ってしまい、ブチ切れたレナさんは、一瞬で紅金化粧フォームにチェンジした。
今の最強フォームである。
紅かった髪が半分金色になり、周りに金と紅の炎がほとばしる。
「全員せいばぃ..」
どかぁぁぁぁぁん!!!
近くにいた、ダイナマイトを腹に巻いた人に引火して、大爆発した。
ビルが一棟消し飛んだ瞬間である。
「けほっ」
真っ黒になったレナさんが、ピンピンしてびっくりして目を見開いていた。
今日もド天然だった。
「ふふふ、今日もたくさんの依頼料が取れたでありんす。ほんとレナさんには
あたまが上がりませんでありんす。今後も私の掌の上で舞ってもらうでありんす、
ふふふ...」
自室のパソコンを見ながら、梅さんげすい顔をしていた。
まっくろになって帰ったレナは、出迎えてくれた美少女美女に
担がれて、そのまま風呂に放り込まれた。
そのまま、裸に剥かれ、なすすべもなくその子たち全員に
同人誌みたいなことをされて、全身がピカピカになった。
そのまま、服を着せられ、ドライヤーを掛けられ
各種化粧水、美容液、乳液、クリーム、唾液をつけられて、
ベッドに放り込まれて、30人くらいの女子たちが
勝手に同人誌みたいなことをして、今日も生き埋めにされて
眠らされるレナであった。
「とほほ、今日も大変な一日だったでござる。」
レナは、すべてをあきらめて目を閉じた。とほほ...。
久しぶりのレナさん。しばらくは居酒屋「紅の華」の仕事に専念するために宇宙デカのお仕事は休憩中。というか休憩してくださいってお願いされた。なんでだろ??超ホワイト公社なのかな??