表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/13

畑のお手入れ

「おかげでバターの在庫が残りわずかだ。仕入れを頼む」

「すみません、八雲さん。バターを作るのって、すごい大変なのに」

小麦くんの耳がたれていく。


「致し方ない。バターを持ってくれば、お菓子を作ってくれる?」

「ああ、報酬に上乗せしてやる」


 そうと決まれば、牛のお乳を搾らなければ!大急ぎで青空カフェを出て、森の奥にある牧場に向かう。

 畑を通り過ぎるときにひらめいた。

「今日は奮発してとうもろこしを持っていこう」


 畑に行くとがさがさっと物音がする。

「あらら、畑の作物が食べられちゃってる。猪さんとかにやられちゃったかな?」


 びくびくしながら草をかき分けていくと、そこにはドラゴンが眠っていた。ひいっ。なんで珍しい種のドラゴンがこんなところに!?見つかったら襲われるっ食べられるっ。思わず後ずさりをする。


「ぴきっ」


 足元の枝を踏んでしまった。ドラゴンが目を開ける。万事休すだ!

「ひえ~ごゆるしを!」

 ドラゴンはぽんっと着物を着た小学生くらいの男の子の姿になって、土下座をし始めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ