8. 食事休憩
警備隊は抑も単独行動するものではなく。
休憩も食事も無しで仕事を続けられる訳でもない。
なので食事処。
よく有る中世西洋風なファンタジー世界では。
客が献立を選ぶ……なんてものではなく。
店が仕入れられた材料で用意出来たもの
一点料理のみ! の商売である。
しかも。
店は食事専門……な所等在りはしない。
大抵は宿屋、
変わった所では冒険者ギルド等か。
其んな所の兼業、というかオマケであった。
拠って。
味等推して知るべしだし
余程生活形態上仕方なし、でもないと
店で食べる者等居なかった。
其んな店の一軒で。
「やっぱり俺、ミスティのお守りだよなあw!」
オニールが呟く。
「何を言った?」
ミスティは不機嫌そうに反応する。
「いやいやw? さあ食うぞw!」
オニールが恍け。
「何張り切ってんの?
どうせオニールには味なんかどうでも良いんだろうけど!」
ミスティは憎まれ口で追随する。
「おいおーいw! 聞こえたらどうすんだよw!」
店のヒトに、であるが其処迄言うと追い討ちである。
のでオニールは目的語を省く。
が。
「どうせ味に自信が有る訳でもないでしょ?」
ミスティ自身が追い討ちする。
「……w!」
オニールは苦笑いするしかない。
扨、食事が始まり。
「手掛かり無いわねえ!」
ミスティは苛立つが。
「いやいやw! 今の時間帯見付かる訳無いだろw?」
オニールが宥める。
何の手掛かりかと言えば殺人事件の、であるが。
「其ういう時はなw! 考えるんだw!
狙いを絞る為に!
漠然と追うだけじゃあ
見付からないし見逃してしまうぞ!」
オニールの雰囲気が真剣なものと成った。
「はぁー……!
オニールの屁理屈は具体性が無くて!」
ミスティは常の通りオニールにケチ付けるが。
「犯人は。
宗教……悪魔崇拝、かな?」
ぽつりと零したオニールの言葉に。
ビクビクビクッ
まるで感電でもしたかの様に
身を震わせる……否、跳ねかせる。
嫌な顔、という表現では足りない表情付きだ。
オニールは本当に心配そうで。
「ミスティ、苦手だよな? 無理はするな?」
「引っ込んでられないわっ!
根拠を言いなさいよっっ!」
しかしミスティは
まるでオニールが仇敵かの様に吼える。
オニールは溜息を吐きつつ続ける。
「手口がな!
其して一月前後という時期!
次迄には其れ位の間が有るって事だな!
決行は……
新月の晩! って所か!」
ミスティも又真剣な表情で。
「……
シンゲツ?」
「其れ位分かれえええええええっ!!」
オニールは盛大にツッコんだ。
「あー……! 新月ってのはな?
月が空に出ない晩だな?
月は細まったり丸まったりするだろう?」
「ふーん」
「聞き流すなああああ!!」
オニールは何とかミスティに説明した。
「でな! 満月は重力の所為でか
生き物の精神に異常を来すものでもあるが
聖なるものともよく言われるからな!
聖なるものを避ける! ならば……!」
オニールは持論を展開してゆくが
「聖なるもの」と言う度に
やはりミスティの肩が跳ねる。
ので途中で止め。
「ミスティ。 今回は追うのを諦めておけ?」
本当に心配そうに言うのだが。
「嫌っ! 諦めないっっ!」
ミスティは聞いているだけで歯を食いしばっているというのに
意地を張っていた。
ミスティ「又小刻みねえ?」
オニール「規定の文字数を意識するとなあ?
兎に角進んでいる! と。 いう事には成るかな?」
ミスティ「みみっちいわねえ!
一気に3万文字位行っちゃいなさい!」
オニール「あんまり多過ぎても読者様付かないぞw?」
ミスティ「3千文字位行っちゃいなさい!」
オニール「其れ位ならなあw? 同一作者他作品にも有るがw!
やっぱり其れだと多い位で
他作品では本文と言えるか微妙な部分が多いから!
という理由が有るのだぞw?
投稿迄に時間も掛かるしなw?」
ミスティ「ううむ! 仕方ないわね!
兎角間に合う様に投稿しなさい!」
オニール「命令口調だけどソレ
作者に言ってんのかw?」
ミスティ「当然でしょう!」
オニール「恐いもの知らずだなあw!
まあ兎角w!
コンテストに位は間に合って欲しいよなw!
折角世に出たのだしw!」
ミスティ「ねーえ?
ネタ的にはどの作品よりも前から有るのにっ!!」
オニール「なあw? 『発展途上な世界で』なんか
完全に投稿用で始めたネタだものなw!
本作は実は某RPGをツクーるゲーム?の
シナリオの筈だった! ネタなんだw!」
ミスティ「ほーお? 其のゲーム? とやらは?」
オニール「未完w! だなw! ココでやっと日の目を見たあ!
ってモノだw!」
ミスティ「笑えないわねえ!
ココでは是非とも完結迄突っ走って欲しいわ!」
オニール「何か微妙に不穏だな?」
ミスティ「『私が見た未来』の「大災難」? 割と近い様だし?
其の作者さんやっぱりマンガ家としては
う~ん? だし?」
オニール「おーいwwwww!! ドサクサ紛れに何か言うなよwww!!」
ミスティ「大災難だか災害?だか知らないけど
作者! 意地でも本作を書き切りなさいっ!!」
オニール「はっはっは……!
まあ皆様お気を付けて、だな!
未来に何が起こるかは知れずとも
備えるのが大事!! なのだ!」
ミスティ「意地でもサバイバーァルっっ!!」
オニール「分かった分かった……w!」