7. 日勤の帰りに
「隊長!
私をずっと夜勤にして下さい!」
警備隊晩の終礼の後。
ミスティは言った。
隊長は穏やかに言う。
「無理だな」
穏やかではあるがきっぱりであった。
「何でですかっ!」
ミスティは食い下がるが。
「おーいw!
隊長に無茶言っていないで帰るぞw!」
オニールが抑える。
言葉で、だが。
「頼むw!」
隊長は苦笑いしながら
其んな事を言う。
ミスティは愕然とする。
「えっ? 隊長とオニールって……
其ういうカンケイ?」
「何言ってんだあああああああっ!!」
オニールが即反発する様な事らしかった。
寮住まいの隊員が帰宅する集団の中で。
ミスティが言う。
「オニール! 隊長とどういうカンケイなの?」
「アヤシイ言い方するなあああああ!!」
オニールは
今回ばかりは笑みを浮かべられなかった。
「オカしな言動をするミスティを頼まれただけだろうがっ!!」
「誰がオカしな言動かああああっ!!」
珍しいであろうか。
怒鳴り合いに成ってしまった。
「ったくっ!
アレだろ? ミスティは怒りを燃やしているんだろう?」
オニールの方は調子を抑えた様だ。
「はあ? 何言ってんの?」
ミスティはオニールの言う事がぴんとこなかった様だが。
オニールがはっきりした事を言わないのは
晩とはいえヒトの往来が有るからだ。
「ミスティは自分でホシをふん捕まえたい、
なんて思っているよな?
けど一人でどうにかするモンじゃあないからな?」
「あっはっはw! チームプレイ! ってモンだぜえw?
ミスティちゃんw!」
帰宅中の隊員の一人が言う。
が。
「……!」
ミスティはオニール以外には
不満そうに睨むだけだ。
「時間帯だって一人が独占したら
碌な事には成らないしな!」
「具体的に言ええ!」
やはりミスティは
オニールには言葉を返す。
「若し実行したとすれば……
ミスティは疑われるぞ?」
「何でよっ!」
「独占した奴にはアリバイが無く成るからだ!」
「はーあ?!」
やはりミスティは察しない。
最初から聞く気が無いと尚、であろうか。
「アリバイってのは犯行をやっていないって証拠な?
特に時刻的な!
仲間にも把握出来ない時間帯は
作るべきじゃあない!」
「おーうw! ナカマw! 大事だぜっw!」
又先程の隊員が加わってくる。 が。
「……」
やはりミスティは黙ってしまう。
「済みませんねリモンド先輩。
コイツ意外とヒト見知りで!」
さっとオニールが謝るが。
「タイチョーや副タイチョーには割と喋んねえw?」
と返されると。
「何が違うんでしょうねえw?」
オニールも困るしかない。
「ミスティちゃんに愛されているんだなあw!
オニール君w!」
「「其れは無い!」」
リモンドの言葉に。
オニールが即座に、だが
ミスティも揃って返した。
其れだけは譲れなかった様だ。
ミスティ「何か小刻みね?」
オニール「一部分の文字数少ないって事なw!
都合に因り! です申し訳ないw!」
ミスティ「都合ってアレ?
バッテリーが今回迚もヒドかったっっ!!
っていう!」
オニール「はいお知らせですw! って言って良いのかw?
もう古く成ってきたというのは分かっていても
今回酷くない? という……w!」
ミスティ「30分位で充電切れた上プラグ挿しても
「充電して下さい」表示が出て
愈々イカれたかっ?!
って成ったわね!」
オニール「うーむ……! 古く成ったものはもう駄目だなあ?」
ミスティ「だったら本作を規定文字数書き切りなさい!
賞金取って上げるから!」
オニール「……
……
言ってて恥ずかしくないか……?」
ミスティ「うっさいわっっ!!」
オニール「俺には無理だわー言えねえわー……!」
ミスティ「煩いっての!!」
オニール「どうにか成れば良いな? って位しか!
次話も投稿されれば良いな?」
ミスティ「ソレは確実にせんかいっっ!!!!」