6. 事件
リープタウン警備隊本部。
朝礼で。
三列横隊の隊員達の前。
何時もは柔やかな副隊長フラウは。
沈んだ表情であった。
其して。
「隊長に! 敬礼!」
フラウが言う隊長。
短い茶髪にロングコートの男性は。
常は見るからに真面目、ではあるが
厳しさは無い。 のだったが。
今は重く厳しい表情であった。
隊長も敬礼を返し。
口を開く。
「昨夜。 女性の遺体が発見された。
手口は。
一月前後前に有った事件同様。
心臓を抉られた全裸の遺体が道路に遺棄されていたのだ。
……捜査は気を引き締める様に。
以上!」
再び隊長、と隊員達が敬礼をして
解散と成った。
「……許せないっっ!!」
ミスティは憤慨するが。
「声は潜めような?」
オニールは難色を示す。
「何でよっっ!!」
ミスティはオニールに噛み付くが。
オニールは。
「例えば、だ。
敵に情報をぺらぺら喋るヤツをどう思う?」
と。 話し始める。
「裏切り者?」
ミスティは嫌そうに返答するが。
「其うだな?
じゃあ自分では其んな積もりじゃあないけど
ボロボロ情報を漏らしていたらw?」
オニールは更に質問を重ねる。
「バカでしょう!! 極刑モノねっっ!!」
「だよなあw? だからなw?」
ミスティの返答にオニールは。
我が意を得たり、と続ける。
「何処で誰が聞いているか知れないのに
大声で喚き散らすのは
褒められた行為じゃあないよなw?」
「私をバカにしているのかああっっ!!」
ミスティはオニールの言葉には
即座に反応するのだった。
其処は町中。
日中の、人々の往来の有る道端であった。
警備隊は日中は。
人々のイザコザが有れば仲裁する、
のが主な仕事であった。
如何に荒くれ者だろうと。
日中堂々と犯罪や怪しい事等
早々はしない。
どんなに発奮したとて
夜中に死体遺棄した犯人を日中見付けるのは
無理、というものである。
と成ると。
日中大声で喚き散らすのは唯の情報漏洩であった。
「とは言えw!
普通以下の声量なら。
俺等の話に気付くのなら
どれだけ注目してんだよ! って事に成るがw!
基本ヒトは
他人なんかどうでも良いからなw!」
「あーオニールは他人なんか死んでも構わない、と!」
ミスティは何処迄も
オニールにはケチ付けないと気が済まない様だが。
「はぁ……!」
オニールは一応溜息を吐いて見せて。
「んな訳無い。
唯。 感情で目を曇らせちゃ成らないだけだ。
犯人は許さん。 決して、な!」
感情を見せない、という風に続ける。
「何浸ってんの?
物語の主人公か何かの積もり?」
ミスティはやはり
オニールにケチを付けないと気が済まない様であった。
ミスティ「不定期もいい所ねっ!!」
オニール「イキナリ何だあ? だぞw?
次話投稿が、だなw!
其れは置いておいてw!
前話、初ポイント入りました!
ご覧頂き有難う御座います!」
ミスティ「ご愛読、じゃないんだ?」
オニール「其れがなw!
ブックマーク0で応援点8だw!
まあ点を付けたら見返せなくはないが
続きを期待はしてはいない、という所かなw?」
ミスティ「全ては不定期なのが悪い! 作者めっ!」
オニール「はっはっはw……! 投稿作品としては新参だからなあw?
後にどうしても回されて、なあ……?」
ミスティ「コンテストには間に合うのでしょうねっ?」
オニール「俺に訊かれてもw? 神のみぞ知る! ってかw?」
ミスティ「後書きが本文より長く成らない内にっ! 締めっ!」
オニール「落ち着けよw!
確かに後書きが文字数多かったりしたら不格好だがw!
では次話から間に合う様に期待しようw!
又お会いしましょうw!」