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神秘のミスティ ―翠なる希望の戦乙女―  作者: 天野大地
第一章 リープタウンにて
3/28

3. 警備隊の朝礼

整列せいれつ! 敬礼けいれい!」

 にはまったきびしさの女性じょせい

精一杯せいいっぱい、なかんじにピシリとう。


 女性はじゅうにんにはたない者達ものたちまえっており。

其の者達は三列横隊さんれつおうたいならんでいた。


 女性は。

金髪きんぱつ……というよりはいろかみながばし。

服装ふくそうはゆったりひらひら、というふうであった。


「ではちょうれいはじめる」

 今一人いまひとり前に男性だんせい

やはり敬礼してからつづける。


 男性は。

やはり厳しさは感じないものの

真面目まじめ! という風ではある。

 ロングコートにつつんでいるが

ボタンはきっちりしっかりめている。

 みじかめの茶髪ちゃぱつであった。


さく夜未やみめい

 ミスティアナ隊員たいいんとオニール隊員が

とうたいした!

 たい新人しんじんだな!」

と、男性が言うのに。


「や……とう……?」

落胆らくたんしてこぼすのはミスティだ。


よる泥棒どろぼうだな」

 男性は親切しんせつにも解説かいせつするが。

んなの、だったんですか?」

ミスティはまらなさそうにかえす。


 男性はおだやかに、ではあるが。

犯罪はんざいに其んなのもなにもないぞ。

害者がいしゃているのだからな」

たしなめる。


「ご……ごめんなさい」

 ミスティは男性には対抗たいこうしないものの。

とてあやまにくそうだ。

 謝りれていないのがうかがえる。


「けどもっとじゅうだいけんが……!」

 ミスティはなおも続けようとするが。

今更いまさらだが私語しご感心かんしんしないぞ」

男性は苦笑にがわらいしつつもぴしりとめる。



「では! ほんちょうれい

きんだったもの解散かいさんだ。

 おつかさま!」

と男性が朝礼をめる。


 ミスティとオニールは宅組たくぐみであった。

勿論他もちろんほかにも何名なんめいか。


「あー……せこい犯罪者はんざいしゃだった……!」

謹慎きんしんだろうw!」

 ミスティのよう

オニールが窘めると。

「うっさいわ泥棒猫どろぼうねこ!」

ミスティはそくく。


「何がだよっ!

 其れに其の言い様はヒデえへいが!!」

 オニールがたまらずかえすと。

「新人さんたち

コイビトをっているのかしらw?」

などってはいこえが!


ちがいます副隊ふくたいちょう!」

 オニールはごく真面目まじめかおで返す。

「あらあら副隊長だなんて堅苦かたくるしいw!」

 割って入ったのは

黄色いちょうはつの女性であった。


「ねーえ! フラウさん!

オニールったら真面目ぶって!」

「ねーえw?」

 ミスティと副隊長フラウが言い合っていると。

此処ここしょくですよ副隊長!」

オニールはかたく続ける。


 しかしフラウは調ちょうえず。

かるくだけどスープでもべてくw?」

「食べる!」

即答そくとうするのはミスティだ。


「いやぁ~フラウさんたらく!

わたしよめもらっちゃおう!」

「ふふふw!」

 フラウはおだやかにわらっているが。

「ミスティは図々(ずうずう)しい新人だよな?」

とオニールはてきし。

「じゃあオニールは食べずにかえれ!」

ミスティはぶんようしたかのように言う。


「いや。 ごそうになります」

オニールは冷静れいせいべるが。


「どっちが図々しいんだか!」

 ミスティは何処どこほこったかの様だが。

だれに言わせてもミスティだろ」

やはりオニールは冷静に返す。


「くっ! オニールめえ!

 ……あ! ネッちゃん先輩せんぱいもおいでよ!」

 ミスティはくやしがりながらも

他の夜勤だった者に……

やはり自分が用意でもしたみたく言う。


 言われた「ネッちゃん先輩」は……

「其のかためろっへ言ったろ!」

見た目はしょうねん……なのだが

まと金属きんぞくきょうした硬革こうかくよろい

にしたおなじく金属補強したこん

不釣ふついに使つかまれたねんかんじさせた。

 滑舌かつぜつわるいのは。

少々(しょうしょう)なせいの様だ。

 灰色はいいろかみを短めにしている。


 「ネッちゃん先輩」は反発はんぱつしたわけだが。

「ご馳走になりましょうw! ネッちゃん先輩w!」

又別またべつの夜勤者に言われる。

 見た目が少年なだけにどもが揶揄からかわれている様だ。

おぼえへろよテメエ!」

 「ネッちゃん先輩」はおこっている様だが

全くはくりょくかった。

オニール「うわあ……!

    先輩は本名出ていないし

    隊長なんかカケラも名前が出ていないな!

     可哀想に……!」

ミスティ「私は出たわね! ミスティは略称だものね!」

オニール「まあ作者も年内に間に合わせたい様だし。

    後他の作品を見て思う所も有ったりな!」

ミスティ「初っ端から人名国名町名果ては世界名とか。

    ゴチャゴチャ出るのは鬱陶しいものね!」

オニール「はっはっはw! 当作者は

    ブックマークを整理している関係でだが

    其んな御作品がよく有る! 有り過ぎる!

    と零しているものなw!

     俺だって読み難いわ其んなのw!」

ミスティ「屁理屈屋に言われちゃお終いね」

オニール「だからっ!

    ……と! 時刻を気にしないとな!」

ミスティ「今話は鉄則を破っても

    年内に投稿する様ですw!」

オニール「急がなきゃあな!

    年末の年末を担えるなんて

    或る意味栄誉だなw!」

ミスティ「って訳でよいお年をw!」

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