28. 取り敢えずの救出
「魔族」クゥロンアーが召喚されてしまったが。
其れは
生贄等要らない事の証明であった。
しかし。
今迄無駄に女性を殺していた邪教集団には
悪びれる様子が全く。 無かった。
怒りに震える警備隊隊員達。
とて先ずは事態の終息を図らねば成らない。
其んな中。
警備隊隊長フェネックはクゥロンアーと対峙し。
其の陰では新米隊員オニールが
同じく新米隊員ミスティに手招きしていた。
いや。
「手招き」なんてものではなく全身で掻き取るみたいな
其れはもう大仰な仕種であった。
「何よ!」
ミスティは。
自身は移動の動作をする事なく
しかし引っ張られる様にすっとオニールの傍に寄る。
いや実際に
緑色に光る細長い何かに引っ張られて移動したのだ。
其の際
保護対象である警備隊副隊長フラウも共に連れてなのは
偉いと言って良いであろうか。
フラウは副隊長なのだから新米隊員よりは強かろうが。
生贄として狙われた為本調子ではなかった。
フラウを不調にした犯人は恐らく
大先輩隊員ネッキーが殴り倒した邪教集団の中の誰かであろう。
古株な程強い、という訳でもなかろうが
ネッキーはフラウよりも先輩らしい。
緑色の細長い何かは。
役目を終えるとすっと消える。
ミスティの特殊能力に拠るものであった。
扨オニールのミスティへの返答だが。
「何よじゃなくてだな!
アレの近くは一番ヤバいからな!」
「アレ」とはクゥロンアーの事であるが。
「アレはだな! 獣と同様と思った方が良い!
詰まり!
どう頑張ったってヒトは身体能力じゃ敵わない!
張り合おうなんて思った瞬間殺られてしまうぞっ!」
オニールは緊迫しているのだが
ミスティは呆れた様子で。
「んじゃあ隊長は?
アレと向かい合っているけど?」
だがオニールは本気なままだ。
「隊長だってヤバいに決まってんだろっ!
でも隊長だから! 前面に立っているんだ!」
其ういう事であった。
「勿論! 其れなりに距離は開けているが!
兎角俺等は
隊長がもっとアレと離れられる様に動かなきゃあいかんだろっ!」
詰まり。
ミスティとフラウがクゥロンアーに近過ぎたから
フェネックは注意を引かなきゃあいけなかった訳だ。
しかも
どれだけ効果があるのか分からないが、である。
其れでもフェネックは其うするしかなかった。
事実。
ミスティとフラウがクゥロンアーと離れた今。
フェネックはさり気なく。
もっとクゥロンアーと距離を開けていた。
未だ未だ安心は出来ないが。
フェネックは平静を装い
クゥロンアーへと語り掛け続ける。
ミスティ「……。
又。 2ヶ月以上更新されていないって……!」
オニール「ああ。 認めるしかないなあ。
ウィンドウズ11は執筆し辛いんだ!」
ミスティ「はぁーあー……!
だから練習として本作をビシバシ投稿すれば良い!
と思いマース!」
オニール「自分本位だなあ……w!
もっと大変な事になっている作品も有るぞおw?」
ミスティ「全てはトロい作者が悪い!
トロはお刺身だけにしとけ! ってえの!」
オニール「ははは……w! トロと言えば
明らかにサカナを目にする機会が減ったかなw?
主に自然破壊を何とも思わないゲス!!!! がやる
「トロール漁」なんかに依存していちゃあなあw?」
ミスティ「バカ共の好きにはさせないのが正義!
「トロール漁」に依存するのは
暴力団にミカジメ払うのと一緒!!!!
なのよ!」
オニール「其ういう事だなw!
「正義」は「悪」に儲けさせない!
のが第一歩だなw!」
ミスティ「其れが世の中バカは居るモノで!
凶悪犯罪を忘れない為! とかホザいて
ニセ宗教団体のグッズを買うバカ!!!! が居たり!!!!」
オニール「はっはっは……w!
例えが古過ぎるが
実際に有った事だからなw!
地下鉄に「サリン」撒いた実質テロ集団だ!」
ミスティ「……そろそろじかーん!」
オニール「後書き書いている内は完了していないもんなw!
じゃあ又w! 成るべく近い内が良いなw?」




