25. 救出
警備隊副隊長フラウの誘拐犯……邪教集団を。
とうとう捕縛し
フラウを救出するに至ったが。
隊長フェネックが邪教集団を一喝する!
犯罪者に反省の色が無いのは常ではあるが。
当然真面な神経の者には許せる事ではない。
「何に縋ろうかは個人の勝手だ!
が!
他者に迷惑が掛かれば即座に反発は有るものと思えっ!!
況してや命を奪う等!
早々許されると思うなっ?」
「……ぅわー……!
隊長どうしちゃったの……?」
ミスティが。
何と言おう。 まるで
フェネックを近づきたくもないものの様に
遠巻きにする。
「おい失礼過ぎるぞw? ミスティw!」
オニールは苦笑しつつも
手は止まらない。
今、警備隊の者達は
ミスティがフラウを介抱し、
男達は邪教集団を後ろ手に縛っていたのだ。
邪教集団は。
「戦士」ネッキーが基本腹を殴って倒したので
皆意識は有る。
真面に起き上がれこそはしないが
一般人程度の精神なら此の場に居たくない様な
怨嗟の呻きが其処彼処から上がる。
「地獄」等想像の産物だが
現実に在る光景から想像はされるものなのだろう。
地を這う邪教集団は
正しく地獄の亡者共であった。
「……くっくっくっ……w!」
邪教徒の一人が
悪意ある笑みを浮かべる。
邪教徒共は全員目出し帽を被っていたが
拘束する際目出し帽を皆剥いである。
邪教徒共は基本中年位。
其して全員男だ。
女は「生贄」にされているのだから
構成員には居ないだろう。
何やら嗤い出した邪教の男だが。
「ヒトは生きていれば食わねば成らぬw!
即ち生き物を殺さねば成らぬw!
ならば自身が殺される番に成ったとて
文句を言える筋合いではないのだっw!」
等と宣う。
が。
フェネックは微塵も揺らがず。
邪教の男を冷然と見下す。
「まあ自然の生存競争に於いては
命尽きても誰にも文句は言えんな。
だがっ!!
貴様等に「生贄」として殺される筋合いの者なんかも又
居はしないっ!!」
オニールは邪教徒共を縛りながら
うんうん頷いている。
フェネックとて
戯言をほざく男一匹だけを構っている訳ではないが。
其して。
「ぁ…………!」
フラウは目を覚ます。
「フラウさん! 良かったぁあ!」
ミスティはフラウを
ぎゅっと抱きしめる。
対して。
「「くっ……!」」「くそっ!」
「失敗かっ……!」
邪教徒共はフラウが目を覚ましたのを悔しがる。
「何だお前等はあっっっ!!!!」
其れをミスティが怒るのは頷けなくはないが。
「……ミスティアナ隊員は
お前呼ばわりが嫌いなのではなかったか?」
フェネックが疑問に思う通りであった。
ミスティはフェネックに
毅然として答える。
「嫌いだからこそ嫌なヤツに使ってやるんじゃないですかっ!」
勝手だねっっ!! !
ミスティは総突っ込みされた。
警備隊隊員達は……フラウ以外に、だが。
邪教徒共すらも合わせて。
皆の心が一つに成った瞬間だった。
「……あれえ……?」
「あれえじゃねえよっw!」
ミスティとオニールは
更に掛け合いをしていた。
ミスティ「おっ……お久し振りでごぜえマス……っ!」
オニール「はっはっはw! どういう加減か知らんが
2ヶ月以上更新が有りません~とかは
表示されなかったがw!」
ミスティ「実際は前話から2ヶ月過ぎとるわっ!!」
オニール「言い訳に成ってしまうだろうがw!
パソコンを新調してだなw!
はっきり言って
ウィンドウズ11、新パソコンは安い、
ネット辞書なんかも更新有り? なんかが
悪く作用し過ぎて
其れはもうw! 執筆が滞った様だw!」
ミスティ「だったら本作をビシバシ書きゃあ良いのにっ!
長さは短めで手頃!!
画面の行数スクロール位置なんかも気にする必要無し!!
新頭足りないパソコンだろうが
ポンコツオペレーションシステムだろうが
何するものぞっ!! ってヤツよ!」
オニール「あっはっはっはっは……!
まーなーw? 確かに本作だったらネット辞書の不具合も
傷は浅かったかなー? と思わなくもないw!」
ミスティ「画面上! 大体のアプリは?
マイクロソフトエッジのページとして出るわねっ?
で!! 「なろう」も「辞書」もページに成っていて!
執筆中ちょいと「辞書」で調べたら!!!!
執筆画面のページに戻ったら動作が超鈍臭く成って
動き始めたら!!
調べた言葉のみ書いてあって
今迄書いた本文がゴッソリ消えていやがんのっっっ!!!!」
オニール「画面左上「←」を押してみても
何とか「保存」してあった文章のみ! 残っていた訳なw!
其れが本作なら短いから
もっとこまめに保存していただろうとw! なあw?」
ミスティ「ポンコツ辞書なんか見る前にはっ!
保存を忘れちゃ駄目よ? 死ぬよ?」
オニール「はっはっはw! 大袈裟な様だが
精神的には死ねたよなあw!
じゃあみんなw! 執筆は慎重に行こうぜw!」
ミスティ「若しくはパソコンと超感覚を繋ぐ?」
オニール「どないせっちゅうねんっw!」




