表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神秘のミスティ ―翠なる希望の戦乙女―  作者: 天野大地
第一章 リープタウンにて
17/28

17. 雌伏の時

 けい隊本たいほんたいちょうしつして。


ミスティとオニールは町中まちなかあるいていた。


 いな


ミスティは、かろうじてぶつてきにではないが


オニールにられていた。



「ほぅら! 隊長はおっかねえぞお!」

 オニールはんなことうが。


「……」

ミスティはねたまなしでていた。

 しゃべほどりょく回復かいふくしていないようだ。


 が。

オニールはかくつづける。

「ミスティかんがえろ!

 ミスティがつかまえたアイツがやくっている!

まりもうミスティは貢献こうけんしているんだ!

 其して!

だ此うして行動こうどう出来できているのは

黙認もくにんはされているんだ!

 ほらうごかれたくなければ

謹慎きんしん」って処分しょぶんるじゃあないか!」

「……」


「隊長だって大変たいへんだろうよ?

ない犯人ホシいちるんだから!

 其れをさっして

さりなくささえるのが部下ぶかってモンだ!


副隊ふくたいちょうように!」


「……

フラウさん……!」

 副隊長フラウをおもい。

ミスティはなみだこぼす。


「ああ! 絶対ぜったいに!

たすけるぞ!」

 オニールとて

其れは最優先さいゆうせんにしていた。


 が。

にっちゅうにはかいいのだった。


 なのでかく

オニールはミスティの気力を回復させるのにつとめ。




 其のぎょう終了しゅうりょう


る。


 勿論二もちろんふた

其のままたくなどはせず。


 ずはどうりょう

みせしょく、と成った。


「……」

 ミスティは何時いつじょう黙々(もくもく)と。

食事をくちむ。


なんだいミスティちゃんw!

何時も以上にぶすっとしているなw?」

 先輩せんぱいリモンドがつついてくる。

「へっ! リモンドよう、

ソイツが気になんのかよ!」

大先輩だいせんぱいネッキーがさらにリモンドを突く。


「はっはっ……w! 其うなんですかねw?」

 リモンドはへらへらと。

ネッキーをかわす。


()とけえ! 其ん()ヤツ!

偏屈へんくつもいいところ()ろうがよ!」

 ネッキーは少々(しょうしょう)ゆえ。 滑舌かつぜつわるかった。

 其して全体像ぜんたいぞう

みょうえらそうなしょうねん、であった。


「あっはっは……w? 其んなんじゃあ……

ないデスよw?」

 リモンドは。 なにやらいやそうだ。


「オニールがいいかおしねえ()ろうしなあ?」

などとネッキーが言うものだから。

みながオニールにあつまる。


「あっはっはっは……!

おれこそ! 其んなんじゃあないスよっ?」

 ひびれたがお、というのだろうか。

本当ほんとうにはわらえないが

無理矢理笑むりやりえがおっぽくした、

みたいな顔をオニールはする。


「何よオニール! わたしまんでもるっての?」

 ミスティはやはり

オニールには反発はんぱつするのであった。


だんからミスティのほうこそ

くさえんとか言うじゃあねえかっ!」

「私から言うのはいのよ!」


かっだねえっっ?!」


 オニールのぜっきょうに。

先輩達せんぱいたち皆が笑う。


 ミスティとオニールは新人しんじんなので

同僚は全員ぜんいん先輩なのだ。



 其んなだったが。


ミスティが黙々と食事をしていたのは。



決戦けっせんそなえて。


であった。

ミスティ「あっはっはっはっは? 目出度くコンテスト締め切り!!

    間に合わなかったっつうの!!


     作者よ! キサマの力は其んなモノかっ!!」


オニール「何処のラスボスだよw!

    まあ、初めっから無理そうだったからなw?

     本当にラストスパートで

    此んなモンかよw! って思ったけどw!


    無理は出来ないってモノだなw?」


ミスティ「教鞭で作者を叩いてやろうかしら!」

オニール「何時もながら暴力的だなっw!

    幼少時虐待されると其う成るって言うぞっw?」

ミスティ「うっさいわ!

     んで? どう始末付けてくれるのかしらっ!」

オニール「此う考えろ!

     本来始める積もりでもなかったのが

    コンテストを意識したのが切っ掛けと成って

    本作が始まった! と!

     其して狙うなら

    此れからのコンテストでも良いじゃないか! と!

     寧ろ期限まで余裕綽々w! なんてなw?」

ミスティ「うわー……! 誤魔化しジンセイ……?」

オニール「其んなんじゃあねえよw!

     アレだよw!


    満点ではなく合格点を狙う!!


   というヤツw!」



ミスティ「其ういうワケで!

    今までのコンテストのタグは取っ払って

    此れからを考える事にしました!」


オニール「頭の回転ってヤツは切り替えが大事なんだw!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ