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神秘のミスティ ―翠なる希望の戦乙女―  作者: 天野大地
第一章 リープタウンにて
14/28

14. 規則破りのミスティ

 新月しんげつあさ


敬礼けいれい!」

 たいちょうフェネックがちょくせついながら敬礼し。


けいたいちょうれいはじまった。



「隊長! フラウさんはっ?!」

 ミスティがさけようく。


 隊長フェネックは

苦々(にがにが)しい表情ひょうじょうで。

「ミスティアナ隊員たいいん

ちょうれいちゅう私語しごつつしたまえ。

 フラウ副隊ふくたいちょうは……



断欠勤だんけっきん……



だな」

んなはずいでしょおっっ?!

フラウさんが……!」

 ミスティはなおつのるが。

「私語を慎み給え!

 ……ちょうれい

たいちょうしつはなしこう」

フェネックはぴしゃりと叱責しっせきし。


「ミスティ! めろ!」

オニールもとがめる。

 れも私語にるのだが。

言わずにはいられなかった、というところか。


「オニール隊員もともなさい」

 しょう表情をくずしつつも

フェネックが言うと。

「おっ……おれもおしかりですかっ……w?」

オニールは戦々(せんせん)恐々(きょうきょう)だった。


「いやw?

オニール隊員はミスティアナ隊員のおりだろうw?」

 じょうだんなのだろうか? フェネックにしては、と。

オニールにも判断はんだんかないようだが。


なんでオニールがっ!

わたしこそオニールのお守りですっ!」


   ぶっっ w!


 ミスティにはらなかった様だが。

ミスティの反論はんろんには

警備隊全体(ぜんたい)してしまった。

 ミスティの見解けんかい

だれにもみとめられていない様だ。


「どちらがお守りでもいw

朝礼後隊長室に来なさい」

 やはり冗談なのであろうか。

フェネックは其うくくり。



「では朝礼後はただちににんく様に!

 敬礼!」

と朝礼をえる。


 其して隊長室。

 こんはフェネックのみがしつづくえ

ミスティとオニールはまえっている。


 フェネックはくちひらく。

「ミスティアナ隊員w? しかして。

けんっているのかなw?」

 「事件」とは

連続れんぞく女誘拐殺人じょゆうかいさつじんけん、だが。

 フェネックは訊いているかの様だが

確信かくしんちてっている。


「え? あ、はい」

 肯定こうていしては

ミスティはけをやぶっている、

ということるのだが。

 うっかりにか

ミスティはうなずいてしまう。


「其して今度はフラウ副隊長がさらわれたのではないか、

おもっているのだねw?」

 フェネックはさらむ。

にこやかな様でいてわらっていないのだが。


ミスティは額面通がくめんどおりにったか。

「其うですよっ!

 隊長!! 攫われても無断欠勤とか言うんですかっ?!

ひどぎません?!」

いきおんで言う。


 フェネックは。

きびしい表情と成って。

「わたしとてフラウ副隊長が

だまってやすなどじんにも思わない。

 が。

しょうじょう

間的けんてきには「無断欠勤」と成るのだ」

と言う。


「世間ってつめたいっっ!」

 ミスティはなげくが。

「ミスティは

隊長とけんばなしがしたいのか?」

オニールがあきれて突っ込む。


巫山戯ふざけないで真面目まじめに成りなさいよっ!」

 ミスティが怒鳴どなけるも。

「巫山戯ているのはお前だあっ!!」

オニールは反発はんぱつする。



「「お前」って言うなあっっ!!」



 其れはミスティの渾身こんしんの叫びであった。


「ふむ。 ミスティアナ隊員は

「お前」とばれるのはかないわけだ?」

 のん、であろうか。

フェネックは其処そこる。

「けどつい言っちゃうんですよねw!

「ツッコミ」というヤツでw!」

 じつわざとだったのであろうか。

オニールがわらじりに言う。


「こらオニール! 聞いているのっ?!」

 ミスティは未だオニールに認めさせたい様だが。

「お前が言うなあ!」

オニールが更にツッコみ。



「だから「お前」って言うなあっっっ!!」



またミスティが叫ぶ。



「はははw! ほどw!」

 なにが成る程なのか。


かくフェネックが納得なっとくしていた。

ミスティ「当作者はパソコン点けて此のサイトを開くと

    新着小説1スクロール眺める訳ね?

     で!

    全部ブックマークしていたらキリが無いから仕方ないけど!

    ブックマーク数でキープする作品を選ぶんだけどっ!


    10部分如きでブックマーク500近いのが有った!


     ちょっと見てみりゃあ書籍化作家?

    ふむふむ……!


     書籍化作家だからってナンボのモンじゃい!

    10部分で既に感動の大作だとでも言うんかいっっ!!


    ……ってのが有った!」

オニール「あんまり言っても唯の妬みにしか成らんぞw?

    此処はだなw!


    知名度はやっぱり極めて大きいな!


    とだけ結論しておきなw?

     まあ理不尽ではあるがなあw?」

ミスティ「理不尽を許すなあ!」

オニール「だから詮無いからw! 疲れるだけだからw!

     確かにw!

    書籍化作家サマにはブクマが芳しくない作品は

    放っぽいて新しいの書こう! なんてのが居て

    作品自体にはこだわりも思い入れも無いんだな、とか

    ソレにブクマしたヒトを裏切っているな、とか

    ブクマしたヒトは見る目が無いな! とは思うがw!


    世の中は世知辛いんだよw!


     何だかんだ言っても

    結果を出したモン勝ち!


    なんだなw?」

ミスティ「世の中キタナい!!」

オニール「売れなきゃ食っていけないからなw?

     書籍化したからって

    売れなきゃ心折れたらしきのをちらりと見たしw!

     もう後はどれだけ本気で

    其れでいて貪欲に成れるか、だなw!

    「泥臭い」と言われるヤツだw!」

ミスティ「うわくっさい!!

    「お便りコーナー」なんかじゃ

    何奴も此奴も結局はジブン売り込みしていて

    ゼンブくっさい!!」

オニール「だからあんまり言っても負けイヌの遠吠えだからw!

    其れより自作をだなあw!


    少なくともコンテストの規定は達成しなきゃあなw?」


ミスティ「もう無理じゃない?」

オニール「未だ終わってはいないw! 諦めるなw!」

ミスティ「何か虚しいんだけど?」

オニール「ノルマが遠過ぎるからだなあw?

     まあ作者頑張れw! とw!」

ミスティ「頑張れと言うか

    ウマ用の鞭でケツ引っ叩いてやりたいわ!

    ラストスパート!! とばかりに!」

オニール「ソレ本気で死ぬからw!

     まあ実は「教鞭を執る」って、

    教鞭で生徒のケツを引っ叩いていたんだよなw!


    西洋ではw!」


ミスティ「『トムソーヤー』のアニメでは描写されてます!

    なんてね!


     扨間に合うのかしらねえっ!」

オニール「ミスティも間に合うとは思っていないよなw!」

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