東方従者道~East servant road~(紅魔館編)
注意!
文章力皆無の人間が書いた小説です。以下にお気をつけください(^q^)
・原作ほぼ無視?
・キャラ崩壊
・文章長い
よろしければお読みください。
「そう言えば、こっちの世界に来て結構経つらしいけど、どう?こっちには慣れた?」
突然、声が聞こえた。振り返ってみるとそこには、幻想郷の創造者である八雲紫さんの姿があった。
「ええ。ですが、まさかあの電車が本当に幻想郷に繋がっていただなんて、当時は思いもしませんでしたよ。」
「でしょうねぇ。」
2人の笑い声が響いた。すると、
「あら、誰かと思えば大妖怪様じゃないですか。うちの執事になにか御用ですか?」
この声はー
「いえいえ、挨拶に伺ったまでですわ、紅魔のメイドさん。」
十六夜咲夜メイド長である。お互い皮肉たっぷりの呼び方である。何かあったのかな・・・よし、こんな時は・・・
(心を読む!)
自分の能力である、力を写す程度の能力、つまりは他人の能力を一時的に間借り出来る能力を使い、さとりさんの能力を借りる。所詮は借り物の能力、深層心理までは読み取れないのだが。さて・・・
(あー、これは・・・)
どうやら、春雪異変の時のようだ。どうやらお互いに決着をつけることができなかったらしい。というか、あの紫さんと引き分けるって(来た時に一度戦った)、どんだけ強いんだ、うちのメイド長・・・?
「それじゃあこれで。ごきげんよう、紅魔のメイド長さんに、イザヨイさん。」
そういうと、紫さんはスキマの中に消えていった。
(因みに、イザヨイとは私のこちらでの名前である。)
「全く・・・さぁさぁ、今日もしっかり、仕事やるわよ。今日のシフトは・・・よし。あなたはお嬢様達に紅茶を入れて差し上げて。」
「はい、了解しました。」
とりあえずキッチンへ。すると、キッチンからゴソゴソと物音が。若干警戒しながら入ってみると、
「なんだ、小悪魔さんじゃないですか。どうしたんですか?」
「ああ、イザヨイさん、どうも。」
小悪魔さん。ここ、紅魔館の図書館にいるパチュリー様のお手伝いをしているらしい。
「これをなおしてこいとパチュリー様が。」
すると、小悪魔さんはなにやらうねうねしたものが蠢くビンを差し出してきた。
「・・・なんですか?これ。」
「触手・・・でしたかね。魔法生物らしいですよ。」
「はぁ。なんでそれを冷蔵庫に?」
「冷暗所に入れておくと活性が弱くなるらしいんです。」
やたら触らない方がいいな・・・後で、張り紙でもしておくか。
「では。私の用事はすみましたので。また後で、ですかね?」
「あ、はい。」
さてと。ずいぶん話し込んでしまったな。こんな時は・・・
(魔法でいくか。)
弾幕はパワーだぜ!もとい、火力はフルパワーだぜ!とでも言わんばかりのの火力で、水を沸騰寸前まで持っていく。
よし、後は淹れるだけだな。と、後ろからぱたぱたと足音が。騒がしいな今日は・・・
「イザヨイー♪」
と、声の主、フランお嬢様が後ろから飛びかかってきた。
「うわわっ、妹様、どうされましたか?」
「お姉様がね、今日はお茶会を開くって。それを伝えに来たんだー。」
「どうもありがとうございます、妹様。」
「えへへー。撫でて撫でてー!」
(・・・抑えろイザヨイっ・・・!)
とりあえず、撫でておいた。抱きしめたくなる衝動を押さえ込みながら。相変わらず可愛らしいお方だ。
さて。紅茶とお茶菓子のセットをもってテラスへ移動する。
「あらイザヨイ、ご苦労さま」
「いえいえ。恐縮です。」
我らが紅魔館の主、レミリアお嬢様だ。相変わらず今日もお美しい・・・(べつにロリコンではない・・・ん?この説明いるか?)
「さぁ。今宵の茶会を始めましょう。」
幻想郷、霧の湖ほとりにある紅魔館。今日も執事としての一日がはじまる。
読んでいただいてありがとうございました。まずは一言。おつかれさまでございます!わざわざここまで読んでいただいて、光栄です。今回は紅魔館編としてですが、これからまだまだ書き続けていきます(白玉楼とか)
どうかこれからも、よろしくお願いします!