1、夢の少女
えー初投稿作品になります。
文章力ないですよ…?
それでもいいかたはどうぞ読み進めてください。
…もう一度聞きますが、本当にいいんですか?
では、どうぞ!
少年と少女はいつも一緒でした。
うれしいとき、悲しいとき、辛いとき、楽しいとき。
どんな感情も二人ではんぶんこ。
それだけで少年と少女は幸せでした。
でも少女はどこかにいなくなってしまいます。
少女を探して、少年は泣いて、泣いて、泣いて、泣いて、泣いて・・・。
そして、
「・・・またあの夢か・・・」
目が覚めるのです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――夕方の公園には二人の人影。
チャラそうに見える高校生の少年と、同じく高校生でチンピラ、といった風体の少年が話していた。
「お前、ここ最近その夢ばっかりじゃんか。いったいどうした?青。病気か?病院いくか?」
チャラそうな少年の問いかけに対し、青と呼ばれた少年がぶっきらぼうに答える。
「こんなことで医者にかかるのを馬鹿馬鹿しいと思わないか?」
「まあ、それもそうだ。でもお前のその夢、なんか『そらおと』みたいでいいな。俺も見てぇな」
少年がうらやましそうに言うが、やはり青はぶっきらぼうに答える。
「黙れ、ゲスが」
ゲス、はひどいな。と少年が苦笑するが、青はそれっきりそっぽを向いてしまった。はぁ…と大きくため息をつき、青と話していた少年は青に軽く手を振って別れた。
そして残された青は、一人で考え、思い悩む。
…友達に向かって、また酷い言葉を吐いてしまった、と。
青は昔からそういう性格だった。少しでも苛立つと、相手が誰であろうが暴言を吐いてしまう。
酷い時は友達に「死ね」と冷たい声で言ってしまったこともある。それを言われたある友人は、案の定怒って絶交状態だ。
その性格が嫌で嫌で仕方ない。自分を何度も責めた。
まずはそれが一つ目の悩みの種だった。
――そして悩みの種はもう一つある。最近よく見るあの夢だ。
あの友人が言っていたように同じ夢を何度も見る、ということもそうだが、一番気になっているのは―――その夢に出てくる少年が自分だということ。
それから、もう一人の少女が―――彼女に見えて仕方ないのだ。
愛しいあの彼女に見えて―――。
だからその夢を見た朝は、無性に悲しくなる。
もし夢の通りに彼女がいなくなってしまったら・・・。
いなくなってしまったら・・・。
そこまで考えたとき、自分の前に人が立っていることに気づいた。
そしておどろいた。さっきまで頭に思い浮かべていた彼女が、目の前にいたのだから。
「――よっ。紫苑」
青はその少女に向けて優しく声をかけた。さっきの会話からは想像できないほど優しい声で。
でも少女は無言だった。笑いかけることさえもしない。
でも、青は気にすることはない。彼女はそういうことができないのを知っているから。
「・・・いっしょに帰るか?」
少女はやはり無言で、でもわずかにうなずいた。
その反応がうれしくて、青はやわらかい笑みを向ける。
そして少女とともに歩き出した。
青と紫苑は幼馴染だ。昔からよく一緒に遊んでいた。
いつも優しくて全てを受け入れるかのような彼女にたいしては、青は苛立つこともなく、優しい気持ちでいっぱいになった。
その感情が「恋」だということを知ったのは大分後になってからだったが。
――でも、彼女は喋らない。
生まれたときからというわけではない。
昔は青とよく話していた。
ではなぜ今は喋らないのか。
それは誰かのせいで、喉に炎症をおこす薬を飲まされたからだ。
その薬自体は強いものではなく、1ヶ月もすればまたもとのように喋れるようになる。
―――はずだった。
キャーーーーーーーーーー(*_*)
本当に恥ずかしい!
文章力無さすぎでしょ!
私のバカーーー!
あ、えーコホン。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ていうかむしろごめんなさい!
続きはやるかも知れないし、やらないかもしれません。
やるとしたら紫苑の過去についてじっくり書き上げたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。