00 ささやかな願い
こんにちは。
いすみ 静江です。
この度は数ある作品の中から拙作へお越しくださいまして、誠にありがとうございます。
皆様の応援を励みとし、日々がんばりたいと思います。
『ささやかな願い』
作詞・作曲:いすみ 静江✿
あの日の話はいつまでも
凍ったままのお母さん
砂時計に入り込めば
滑り落つのみ
この日の車でだしぬけに
雷雨よ走るお父さん
赤いスマホ残酷にも
話したくなる
その日は私の生まれ日で
思えば心奪われて
あのひとの名に染まります
生涯かけて
私の愛が迷子で
夢でもいいから
会いたくて
話をお願い
お願い話を
話をお願い
話の続きは――
◇◇◇ ひらがな ◇◇◇
あのひのはなしはいつまでも
こおったままのおかあさん
すなどけいにはいりこめば
すべりおつのみ
このひのくるまでだしぬけに
らいうよはしるおとうさん
あかいスマホざんこくにも
はなしたくなる
そのひはわたしのうまれびで
おもえばこころうばわれて
あのひとのなにそまります
しょうがいかけて
わたしのあいがまいごで
ゆめでもいいから
あいたくて
はなしをおねがい
おねがいはなしを
はなしをおねがい
はなしのつづきは――
****
創作秘話
****
本作は、旋律と二番までの歌詞ができておりました。
歌詞で察せられると思いますが、ほぼ沁みいてきた私のこと、夫は嫌っていますし、孫もなんだかな。
孫は憎むほどではないけれども、夫から私の両親への攻撃は抑え気味なんだろけど結構言いたい放題になっています。
真実が分からないので、沈んでいました。
母が昨秋病院での長い暮らしを終えました。最初の担ぎ込まれた病院では断られ、どうしても開頭手術をしたいならと東京の新宿にある国際病院へいきました。
病院の名前を聞いただけで、それなりの道の方なら、寿命がどれほどか分かりそうな病院でした。
本当ならば、どうにも治らないならベッドを空けて近くへ移動してほしいと言われていましたが、父がごねてまして、無理やり居座っていました。
結果的には足立区の病院に入りましたが。
色々とありましたよ。
そのあたりをぶっとばして、心肺停止の連絡が入ったとき、意識は手術をした段階でない。
口も開かない、目も開かない。
人って、そこまでして生きないとならないの?
涙が止まらないんですよ。
お母さんは、なんのために生まれてきたの?
お母さんは医師に医師は産まれたら死ぬっていうけど、自分や周囲であっても同じ顔でいえんのかよ。
母の配偶者は昔から馬鹿だから赤信号を知っていていくつもすっとばしていきましたね。
私が助手席だから、確率は高いんだけど?
母よりも父に傷を負わされていた。
自分のいいたいことは言うし、間違った判断を曲げないし、非科学社会に生きているし、犬殺しの次はお母さんかよ。
ともあれ、長い流れに堰がきた。
「泣いている自覚なんて一切なかった。だた無表情に涙をだばだば出しているのを嗤った政教分離が明確でないそこのS学会の信徒はうるさかった。香典持って帰ってくれ。なんで傷に塩を塗りこめるんだ?」
歌詞に戻ります。
こちらが幻の四番です。
=====
誰より子どもを大切に
栃木言葉を口癖に
緑茶と果物が好きで
やわらげてくれた
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徹夜してしまったので、昼寝をしたいけど、薬もきかない程パワーアップしています。
意味ない。
2024年8月2日以降・作曲
2025年4月28日・補作
*大切な母へ捧げます。
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私の胸に雪が降りました。
母が倒れてから幾年経ったでしょうか。
昨秋に病院のベッドで意識がないまま眠りにつきました。
その間父に振り回されてとても辛かったです。
ちょうど息子は手術が必要な事故に遭ったり、娘も不登校の上進学の時期に差し掛かったりと落ち着かない日々でした。
息子は就職もきまって先程初のママへのお小遣いを貰いました。
お財布にはしまいましたが、一生使わないだろうと、彼をみて思います。
娘は進学してから学校へいきはじめ、ママに笑ってほしいと言われました。
そんな支えに私はなれるのでしょうか?
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「ゆき」
私は、以前は下の名を小雪といいました。
いまでも「こゆきさん」と呼んでくださる方がおります。
生まれ日も雪が降り、私の祝福をしたのは、「ゆき」でしょうか。
本作では、「ゆき」にまつわるお名前などで、様々なところへ旅をしたいと思います。
お付き合い願えれば幸いです。
いすみ 静江
2025/05/03
【00 ささやかな願い 了】