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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

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ラストダンジョン前?何暢気なこと言ってるんだ。ここはラストダンジョン後の村だ!

作者: るい
掲載日:2025/12/13

魔王討伐後には最強裏ボスとして君臨する話を書きたかったのに、書いてる内にあれ?となってしまいました。


魔族領域最奥手前にある一つの村に訪れた勇者はここで最後の補給と魔王による圧政を終わらせる為に立ち寄った。


パーティーメンバーの聖女(ヒーラー)賢者(マギアタッカー)重戦士(シールダー)、そして勇者(ブレイバー)、の四名だ。


四名は人類国家連合から選ばれし勇者パーティーとして、貴族蔓延る魑魅魍魎の審査を越え人族の中では人智を越えた力を持つ為、魔王を倒し魔族の侵略に終止符を打つために結成された。


勇者パーティーの道のりは険しくこの村に来る直前、魔王直属の四天王と三日三晩の激闘を制した。


そして今勇者パーティーは最後の補給と魔王を倒したら人類国家連合から貰う報酬を思い浮かべ、勇者パーティーとは思えぬゲスな顔を晒すが人目がある瞬間には歴戦の勇者パーティーとしての顔を覗かせた。


そして(つむ)がれる、ただの村人としか思えない少年。


「おー、ニーチャン達は魔王を倒したんかぁ!いやぁ良かった良かった!これで俺もここで出番が出来て嬉しいぞ!!」


そう語る少年は見た目はまだ十にも満たないで、その言葉に勇者パーティーは一瞬言葉を失くす。


そしてすぐ対応するのは勇者。


「えーっと、君は?すまない、私は人類国家連合によって承認された勇者パーティーとしてリーダーを務めているアレクサンダーと言う。この村で最後の補給をして魔王を討伐する。だからまだ魔王は討伐できていないのだ、、、」


そう言った瞬間に少年の覇気に勇者パーティーは壊滅的な状況に陥った。


そして語られる


「あ?!魔王ごとき倒せていねーのにこの村に来たのか?!」


その発言に勇者パーティーは誰一人言葉を発することはできなかった。


否。意味のある言葉を発することが出来なかっただけであり、「あびゃびゃびゃ?!」「ママーーー!!」「うわぁあーー!」と聖女、賢者、重戦士の悲鳴が響くもそれは周囲に囲まれた地形により山彦となって木霊するだけ。



そんな中勇者はまだ幼い少年を見やり、観察するも脅威も感じられぬごく一般的な村人のようにしか見えなかった。


いや、ここでごく一般の村人程度にしか見えなかったのが勇者にとっての救いとなった。


「きゃっ?!」「ヴっ!」「ガァ?!」


少年から発せられたナニかが 聖女、賢者、重戦士の悲鳴と共に体は文字通り崩れ落ち地に伏した。


瞬きよりも速い僅かな間に三人は生命活動が終わる。それを遅れて理解した勇者は腰を抜かしながらも後退り少年から逃れようとする。


「んー?おにーさんはまだ生きてるなんてよっぽど運が良いのかな?」


そんな少年の言葉に正気を失いながらも出た言葉は困惑の色が濃く出ていた。


「な、な、なんでだ?!どうして仲間が消えたんだ?!」


それに答える言葉は無く、少年がいつの間にか手に持った棒が勇者の体を音もなく打ち付ける。


その結果勇者は理解する前にこの世を体ごと去った。


その場に残るのは少年と勇者パーティーがいた足跡が残るのみ。


「うーん??復活もする気配なしか。よしっ!今日は豪華な食事にしよう!」


少年は一人で住む村へ戻り豪華な食事を何処からともなく出した。それはこの世界で見ても最高級なものであり、例え王族であったとしても食べることが出来ないような物だ。




翌朝にはこの村では生きている人物が誰もいない静寂と時折吹く風の音が虚空へと消えていった。









「うーん、どっちに行こうかな?」


道無き道を進み時折棒が倒れた方向に進む少年の姿があった。





書き終わりになんか魔王よりも魔王様してるとか、邪神様みたいなことしてるなと思ってしまった。


最強裏ボスは村から旅立って世界を滅ぼしたとさ。


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