ソオタ。初めて喋る。
ソオタくんが初めて喋ります。
それしかないような気もします。そうでない気もします。
「自分の小説なんだから把握しとけや」って話っすよね〜。
フンフフーン♪
ソオタくんはさっき1-3に入って行ったから…1-3の教室に…
いたいた!
「オイ、ソオタ。朝からナメた態度取りやがって。これはその罰だ。オラァ!」
うわうわうわ。あの♂ハゲってソオタくんと同じクラス?
殴られちゃって。痛そー!
でもなあ、僕らは手出しできないしな…
耐えてもらうしかないかぁ。
ん?
「ねえちょっと。ロオトくん。」
「ああ?」
「ソオタくんを虐めないで。」
「ナオミ。これはソオタと遊んでただけだ。なあ、ソオタ。」
「………」
おやぁ?ソオタくんには善い友人がいるようだね。
相変わらず、黙ってばっかだなぁ、ソオタくん。
少しはやり返したらいいのに。
弁当に〇起が収まらなくなるクスリ入れたり〜、下駄箱にう〇こ入れたり。
やりようあるのにねえ。
「下品だ」って?
下品な奴には下品なことでやり返せばいいじゃない?
「遊んでなんかない。コイツが勝手に絡んできて殴ってくるんだ。」
おおっ!!!
ソオタくんが喋った!!
「やっぱり。ロオトくん。こういうのもう辞めなよ。面白くないよ。」
「うるせぇ!」
「あらあら、あんまり暴れると先生呼ぶよ。」
おおっ。あの「ナオミ」ちゃん凄いねえ。
あれっ、ソオタくんは……
うーん……………あ、またトイレにいる。
えっ、「移動してないのになんでそんなこと分かるの」?
簡単だよ。前にトイレ覗いたじゃない?
その時に使ったのと同じ方法だよ。
僕は透視が出来るんだよねえ。
まあ、いいじゃん。とりあえずトイレ行こ!覗こ!
いたいたいたいた!!ソオタくん!
また人形だ!!でもさっきのとちょっと違…
あ、服着せ替えただけか。
……ニッコニコやん!!
何この癒やされる笑顔!!
超かわいい!!
うひひひひひひひひひ!!さいっこー!!
もうね、向日葵みたいやな!!
向日葵が太陽向いてるときみたいな!!
分かる!?分かんない!?
ええっ!!なんで!!
ぐえっ!!
ああ、びっくりした!!またチャイムぅー?
クソぅ!授業のせいでソオタくんのニコニコふんわり顔が見れないよぉ(泣)
よし!!そうときたら、新しいオタクを探そう!!
できるだけ、昼間にオタ活やってるような!!
そうと決まれば!!さっそく行こう!!
ナオミちゃんの名前は「痴人の愛」から取りました。
ロオトは漏斗です。おしっこ漏らしてそうなので。
ちょっとソオタくんは書いてる側として飽きてきたので、泣く泣く変えることにしました。
まあ主人公はソオタくんとか誰も言ってねえしな!!変えちまお!!
昼間からオタ活してるやつの案がニートしか思い付きません。誰か助けて。