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転生したら綿毛  作者: 直哉
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ヴィーノ

今、俺たちはついに念願の2台の家電製品の作成に成功した。

その名もエアコン・冷蔵庫。

エアコンには、風の精霊と炎の精霊と氷の精霊を核にしている。

冷蔵庫には、氷の精霊と風の精霊を核にしている。


はあ、はあ、はあ、

ついにやったか、、、、、


うんうん。

やった!ついにやったよ!グリア!


うむ。実に長かった、、

して、これはなんの役に経つのだ?


おい、ガイア、、。作る時に説明しただろう?

こんなジメジメして、暑い部屋。

過ごしやすいか??


そう。この地形は、火山が近くにある為、実に暑いのだ。

その代わり、温泉などが湧き出ているが。

まあ、この国は面積が広いから、

少し離れると、普通の野菜なども育てられるのだがな。


うむ。たしかに。

竜の姿の時はあまり気にしなかったが

擬人化していると、暑いな、、


そう!そうなんだよ!

この国の国民たちは、みな人間に近い姿へと進化した。

つまり、みなが暑がっているのだ。

それを解決するのが!これだ!!!

ここのボタンを押してみろ!ガイア


む?ここか?

ほれっ。ぽち


お!おお!!!

なんと涼しい風がでてきたぞ!!

はあ、快適である。


ほんっとに、快適~

こんな発想今までなかったよ~


ちなみにだが、核としている下級精霊には意思はなく、ただ漂っているだけなのだ。

その下級精霊に、ラミアが命令を与えて核としての役割を担ってもらっている。

なんでも、ラミアには意思のない精霊も言うことを聞くらしい。

だてに元精霊女王ではないな。


こうして、俺たちは精霊工学に夢中になっていた。

今後は、この家電たちを俺たちの国の収益にしていこうと思う。

あとは、ポーションやこの国の温泉とかかな。

食に関しては、現在ミーナとサイカに俺が元いた国の食べ物の再現に取り組んでもらっている。


俺の森羅万象と、万物創造の合体技で野菜や米、小麦などを生み出した。

これを、アヤメとルリに分析してもらい

増産することに成功したのだ。

しかも、この地には俺の魔力をたんまりと吸わしてある影響で、年中気候に関係なく収穫が可能となる。

これにより、今ではパンや米はもちろん、パスタやハンバーガーなど多種多様はメニューが開発されている。

驚いたことに、進化の影響でサイカのスキルが上級スキルへと進化したのだ。

それにより、おれが口頭で説明した食べ物の再現を行えるようになったのだ。

素晴らしい。


とまあ、日本にいた時と変わらないくらいの快適さを現在手にしているのであった。


グリア様。

何かがこちらへ近づいて来ます。

強大なエネルギー量です。

魔王種の類いかと。


なに???

俺が世界会議とかに参加しなかったから

キレて来たのか?


まあ、いい。

結界の補強を行っておこう。

念の為、俺の超上級スキル。

命の泉で、これから起きる運命を俺有利に弄らせて貰っておこう。


よし。あとは、念話で全員に知らせるか。


おい。お前たち。これから魔王と思われる者が一体こちらへ向かってくる。

厳戒態勢にて、事に当たれ。

各部隊は、各々の部隊長の指示に従え。

残りの5万人の国民たちは、それぞれが自分の身を自分で守れ。

いいな?死ぬことは許さんぞ

ぶちっ


ガイアはラミアを守ってやってくれ。


承知した!!

だが、なかなかな強大な力を感じる。

今のお前では負けるとは思えんが

やばい時は力を貸すから言えよ。相棒


ああ!ありがとう。


そろそろ来るな。

おれは上空で向かい打つから。

あとは頼んだ。


グリア様。

是非私もご一緒に。


ああ、ベルアか。

そうだな、今のお前だと少し荷が重いかもしれん。

近くでおれの戦いを見るのは許可しよう。


は!!

有り難き幸せ。


俺たちは結界外の上空にて、敵を迎え撃つように構えた。


グリア様。

敵が超高速のエネルギー弾を放ってきます。


おお。ナビか。

ありがとう


じゃあ、吸収でもしとくか。


はい。それが宜しいかと

あと1秒後に攻撃が到着します。


わかった。

おれは瞬時にエネルギー支配を行った。

おお、なんと強大な力だ。

まあ、美味しく頂くとしよう。


おいおい、まじかよ

あれは俺も少し本気で打った技なのに

無傷かよ。


何者だ?お前は

目の前には、ヤンチャそうな赤髪の男が立っていた。


あ?ああ、これは失敬。

我は魔王が1人、ヴィーノである。

以後宜しく頼む。


なるほど。

ベルアに少し気が似ているな。

上級悪魔の進化個体ってところか。


おい。べルア

お前の同郷みたいだが知らないか?


ええ。奴は炎を司る原初の悪魔が1人。

いけ好かない奴ですね。


ん?

そこのお前。見たことあるぞ?

闇を司る原初の悪魔だろ?

おいおい。まさかとは思うが

家畜の部下になったのか?


ブチッ

おい、貴様。

我らが崇高なるご主人様を、よもや家畜と申したのか?

生きて帰れると思うなよ


ほう。やるか?

どちらが悪魔界で最強か気になってたんだよ。


おい。ベルア。熱くなるなよ。

それと、そこの赤髪。

お前は戦争でも仕掛けに来たのか?

おれは、最大限の魔王の息吹を使った。


うっ。。

ああ、ミュラか。

貴様だとおれの影に隠れていても死んでしまう。

転移で遠くまで離れていろ。


申し訳ございません、、、


なるほど。

どうやら魔物が魔王種となったのは間違いないようだな。

それに、その魔王の息吹。なかなかだ。


ああ、そうさ。魔物が群がっているときいたからな、全員を殺処分しに来た


ナビ。

この場だとなかなかしんどいな。

俺とこいつ2人だけの空間を作れるか?


はい。

お任せ下さい。


すまんな、ベルア。

ちょっとこいつを躾てくる。

待っていてくれ


は!!




ん?なんだここは。

異空間ってところか?


ああ。俺が生み出した時空結界だ。

ここでの時の流れは、1万年経っても向こうでは一日だ。

存分に殺しあえるぞ?


はは。

イカれてやがる。

空間までも操作するのかよ。

さては、超上級スキル持ちだな貴様。


さあ?どうかな??


ここから、俺たちは壮絶な戦いを繰り返した。

まあ、俺には

超上級スキルの命の泉があるからな。

致命傷になる傷は全て無効になる。

それに、超即再生により無限に修復可能だ。


はあ、はあ、はあ。

お前は、化け物か。

なぜ1万年もかけて貴様を殺せない。


目の前にはボロボロのチンピラが立っている。


こいつは、力だけが無駄にあるバカだ。

実際に、この空間で俺たちが過ごしていたのは、ほんの5時間ほど。

ただ、おれの超上級スキル、幻影の王により架空の相手と1万年戦っているのだ。

幻影とはいえ、ナビが操作している物理攻撃可能なものだ。いわばクローンみたいなものだな。

そして、アイツの思考速度を強制的に上げている。

まあ、所詮は受肉しているとはいえ、精神体。

こんなものなのだ。

だが、命の泉がなければ真っ先におれが殺られていただろう。

こいつは正真正銘のバケモノだ。

ここで始末しておくにかぎる。


俺は、やつの思考速度を通常に戻し

幻影を解除した。

その直後に、やつ自信に結界を施した。

敵対する意志を俺たちに向けると、強制的に生命が吸われるというもの。


おい。そろそろ現実に戻ったか?


な、、、。なにをした貴様


まあ、簡単だ。

お前は、俺が生み出した幻影と1万年間戦っていたということだよ。


はぁ、。こりゃ本物のバケモノだわ。

おれはこんなにボロボロなのに

なんで無傷でピンピンしてるんだよ。

こんな屈辱初めてだ。

いいぜ。好きにしろよ。

ただ、おれの国のもの達を守ってやってくれないか?

所詮は悪魔。召喚者にこき使われるようなもの達だ。

その召喚から、守るためにあの国を作った。

そいつらさえ無事なら、おれの命の1つや2つ。


なんだ、こいつ

馬鹿だか根は良い奴パターンかよ。

ヤンキーが濡れた子犬にエサをやってたみたいなパターンかよ。


ふん。別に。お前を殺しはしないさ。

今まで通り、悪魔共を守ってやれ。

ただ、おれ達に反逆の意志を向けた時は

その国のもの達全員を俺が殺すがな?

それと、お前にかけた結界は解除しない。


なんだお前、、

変なやつだな

ああ、二度と俺の国はお前たちに刃向かったりしない。

王ヴィーノの名のもとに誓う。

あとは、あんたに忠誠も誓うわ。


は???いや、お前からの忠誠とか別に要らないが


おいおい。何言ってんだよ兄貴。

おれの命は、もう兄貴のものなんだろ?

じゃあ、おれの力は今後兄貴のものだ。


おい、急に兄貴とかやめろよ。

調子の良い奴だな

それに、なんかキャラ変わってないか?


いやいや。今まで俺より上の奴なんか会ったことなかったから、どう接していいか分からないんだ。

だが、俺よりも圧倒的な強さをもつ相手に出会ってしまった。

俺は、完全に惚れ込んじまった。

あんたの強さに


おい。男から惚れたなんて言われても嬉しくねぇぞ。

まあ、いい。好きにしろ


結界解除。


お帰りなさいませ。

グリア様。

その様子だと、無事にあの羽虫を躾られたということですね。

お疲れ様でした。


おいおい。誰が羽虫だ。

やんのかコラ?

うっっ


お前はアホか?

さっき俺たちに戦いの意志を向けたら貴様の命が吸い取られると言っただろ。

それに、そんな怪我で喧嘩を売るな。


おう。すまねえ兄貴、、


おい。お前

グリア様に向かってその口の聞き方はなんだ?

ちゃんと敬語で話せ。


う、うるせえな。

これでも最大限の敬語なんだよ


まあ、そういう事だ。

多めに見てやれベルア。


し、しかし。

かしこまりました。、、


まあ、こいつも大人しくなったし

俺の国へ案内してやるよ。

えっと、名前はなんだけっけ?


ヴィーノです。兄貴

これからよろしくお願いします!!


おい、なんだこれからって

怪我治ったら帰れよ?


うっ。

傷が、、、、


はあ、やれやれ

調子のいい傷だな。

まあいい、こっちだ。


おれは、阻害認識効果を施していた

結界を解除した。

そして、現れたのは、なんとも壮観な美しい街並みである。


!!!!!!!!!

な!なんだよこれ!!

凄すぎるだろ、、、


ふっふっふっ

驚くのはまだ早いぞ?

ここは温泉もあるし、食い物も美味いんだぞ?


、、、、、、、。


なあ、兄貴。

あんたホントに何者だ?

ただの魔物がこんなことできるわけ、、

いや、、それわ聞くのも野暮ってものだな、、

兄貴は神なんだから、当然か


おいおい。おれは普通の魔物だぞ?

ほら??


ポンッ


え?どこにいった?兄貴?


おい。ここだ目の前にいるだろ!


!?!?!?

兄貴??


ああ、そうだが。


おお、いつ見ても神々しいお姿。

さすがグリア様でございます。


いやいや、これわなんだ?

そもそも魔物なのか?


おい。失礼なやつだな。

俺は正真正銘魔物だぞ。

種族は綿毛だ。


おれは、この小さなもふもふに負けたというのか、、、、、

だが、なんていう手触り、、

やみつきになる、、


おい!貴様!

汚い手でベルア様に触るな!

うう、羨ましい、、


いや、しかし、、

なんとも気持ちよすぎる


おい。いい加減にしろ。

触りすぎだ


俺はすかさず擬人化した。


モミモミ。

おい、お前おれの胸なんか揉んで楽しいか

?薄っぺらだぞ


!!びっくりした!

急に擬人化しないでくださいよ

いや、でもおれはありのままの貴方を、、、


おいおい。こいつなんか変な方向に進んでるぞ、、


おい!やめろ!

もういいだろ。

怪我の治療だ。こっちにこい


ヴィーノは、名残惜しそうな目でこちらを見ていたが、気づかない振りをしてやった。


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