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第二話 首脳会談

噂をすればその男は、まだ小隊が行軍している途中だったが、約半日ほど先んじて例の地方都市の城内に入場していた。

ルイ=ニコラは頭が切れるほうなので次のことに気づかないまま町に入ってきたわけではない。


次のことというのは、自分が遺体を持っていて相手の遺体に反応しているならば、向こうもこちらに気づいているはずだ、ということだ。

当然ルイ=ニコラは遺体をもって反応に近づけば先生たちが接触してくるに違いないと考えている。

むしろ、それが目当てだ。当然、町に入ってからしばらくして先生と一緒に小僧もルイ=ニコラに近づいてきた。


ルイ=ニコラがその辺の路地を一人で歩いていたところ、その誘いに二人が乗ってきた。


「仲間がいないようだな。仲間はどうした?」


小僧が拳銃をルイ=ニコラの背中につきつけると、彼は振り返りもせずに言った。


「話し合いをしにきた。話を聞け」


ルイ=ニコラは両手を上げたままくるりと振り向き、小僧と目が合った。

そしてこう続ける。


「俺はルイ=ニコラ・デュガレス一等兵。話をしに来た。遺体を持ってる」


「だからお前を追跡できたんだ。仲間は?」


「いや、仲間はいないようだぞ小僧」


小僧の後ろから先生が言った。


「反応が町の外だ。こいつ……隊長から遺体を盗んできたか?」


「仲間割れってことか、先生?」


「ふむ。話があるようだな。手短に話すがいい」


「ああいいぜ。話は簡単だ。取引をしよう。

俺の持ってる遺体を売りたい。いくらで買う?」


「カネはない……それにお前、連中に追われているだろう。邪魔だ。

私たちまで巻き添えを食う可能性があるではないか」


「だな、先生。殺すか?」


「……」


先生は殺しはしたくない。特に小僧にはさせたくない。

この点においては少尉とも考えが一致していた。


「こいつは殺さない。とはいえ邪魔だな。ルイ=ニコラとか言ったな、遺体を見せろ」


「指だ」


ルイ=ニコラは素直に懐から遺体の指を取り出し、先生に見せた。


「ふむ。間違いなく遺体だな。お前は邪魔だ。それを買い取ってもいい。

いいか、力づくで奪ってもよいのだぞ。感謝してほしいくらいだな」


「そりゃどうも」


「金貨一枚でどうだ」


「いいだろう」


二人旅で金貨一枚。案の定、その額を先生が口にすると小僧は青ざめた。

このことから見て、ルイ=ニコラはこれ以上の額は望めそうにないと思い、決断を下した。


「金貨をよこしな。交渉成立だ」


「いいだろう」


先生は小僧に金貨を出させた。そしてふところに遺体の指をしまい、こう忠告する。


「お前、殺されるぞ。遺体を手放したのは賢い判断だったな。

これで連中に追尾されにくくなった……遺体にはもうかかわらぬことだな、命が惜しくば」


「でも役に立ったんだから教えてくれよ。そいつを集めたら何が起こんだよ?」


「お前……その図太い神経だけは見習いたいな」


と軽く毒を吐いてから先生はちょっとだけ遺体について教えてあげた。


「これはあの方の……不滅のお方の遺体だ。ゆえにこの遺体は腐食することがない。

集めたらどうこうという話ではない。バラバラではあの方が浮かばれないので集めているだけだ」


「嘘つくんじゃねぇ。集めても意味がないなら誰が何の目的でバラバラにした?

わかってるぞ。それをすべて集めたらとんでもないことが起きるんだな?」


「本当だ。これを集めても何も意味はない。いいか元一等兵よ。

お前は少尉に何か吹き込まれたらしいが、でたらめだ」


「少尉殿が遺体を持っていたのは一体……指以外にもいくらか持っていたようだが」


「それは私にも……だが、遺体のことを知っているのは私以外にはアクセルしかありえないのだ」


「アクセル?」


「ちょっと待て先生、それは俺も初耳だぞ!」


「言ったことがないからな。ついでだ小僧。お前も聞け」


「聞かせてもらおうじゃねえか先生。アクセルって誰だよ?」


「あのお方……つまりこの遺体のご本人の息子だ」


「それがアクセル……そもそも先生、遺体とかアクセルとどういう関係で……」


「必要なことだけ話そう。アクセルはあの方を殺した。しかしその後不可解なことが起こった。

アクセルは遺体をバラバラにして各地に隠したのだ。目的は私にもわからない。

だから遺体を手に入れた場所を地図に記して記録をつけている。

それになにか規則性のようなものがあれば謎が解けるやもしれない。

今のところ謎は解けないし、アクセルにも会えずじまいなのだ」


「この旅は先生、その人殺しのアクセルに出くわすかもしれないってこと!?」


小僧は先生によって過保護に育てられているため、精神的に臆病に育っていた。

父親を殺してバラバラにしたとかいう化け物となんて、絶対に会いたくはなかった。

少なくとも先生はそのアクセルという男と戦うつもりだ。先生を危険な目に遭わせたくはない。


「私は、遺体を集めていればアクセルに会えるかもしれないと思って旅をしている。

遺体を集めること自体も目的の一つだが、確かにそれもある」


「やめようぜこんなこと。遺体さえ集めなきゃ少尉にも追われないし、アクセルにも会わなくて済むだろ!?」


「同感だな少年。そろそろ吐いたらどうだ。実はこいつを集めると願いが叶ったりするんだろ?」


ルイ=ニコラはあまり感情的なことを理解する心を持っていない冷たい人間だ。

この遺体集めという血なまぐさい戦いの旅に少尉も先生も自ら身を投じている。

どうやらアクセルという第三勢力までいるという話ではないか。

それならば、これを集めたらものすごいドデカいリターンがあるに違いない、としか思えなかった。


別にルイ=ニコラはあまりお金に頓着のあるほうではない。金儲けがしたいわけではない。

だが、この世でこんなに面白そうなことがほかにあるだろうかと思うと居ても立っても居られない。

彼は戦争が好きだ。こんな戦争でも大歓迎だった。


「集めると願いが叶うなどバカな話があるものか……」


「まあいい。とにかく遺体を持っていると面白いことになるってことはわかった。

じゃあな、俺は行くぜ。またその顔見ることになるだろう」


ルイ=ニコラは金を受け取って遺体を受け渡すと姿をくらました。


「やっぱり追ったほうがいいんじゃないか先生?」


「あの手の奴は関わるとろくなことがない。それより、労せず遺体が手に入ったと喜ぼう」


「そうだな……奴がここに来たんなら追手も近いぜ。すぐ逃げよう!」


「ああ。そうだな小僧。今度こそ連中も本気だろう。すぐに遺体を……」


だが、先生たちは少々遅かった。話をしているうちに、にわかに町中が騒がしくなってきて、兵士たちが怒声を上げている。

まさか。寒気がしてきた先生たちは例の宝物庫が見える塀のところに行ってみるとそこからが一番兵士たちの声が聞こえる。

どうやらルイ=ニコラは実力行使を行い、ここの遺体を奪取したようである。

兵士たちが幾人かの兵士たちの遺体を運んでいるところを二人は目撃した。


「うわぁ……あいつ二か月の俺たちの苦労を!」


「やれやれ……そう美味しい話はなかったか……」


二か月かけて宝物庫から遺体を盗む計画を立てていた小僧たち。

それに対し、この町に入ってきたルイ=ニコラはすぐにこれを探知していた。

小僧たちに話をした後気が変わったルイ=ニコラは兵士を狙撃して宝物庫に堂々と侵入。

足の指と思われる遺体を回収し、すでに町を出ていたのだった。

これにて先生たちはタダで遺体を手に入れるはずがそれをかすめとられ、金貨一枚余分に払ったことになる。


「先生、反応はどうだ?」


「町の外に出たらしいな。しかも早いぞ……金貨で馬を借りたか。

もちろん戻ってくるまいが……少尉たちはどちらを選ぶと思う?」


「当然この町に来るだろう。迎え撃つか先生?」


「いや、ここにはもう用はない。私たちも行こう。ただし、方角はルイ=ニコラの反対側だ」


「ああ。馬の脚では追いつけない……」


ルイ=ニコラと先生たち、そして少尉たち。三つの勢力が存在する。

この中でルイ=ニコラは突如出現した勢力ながら、今や最も有力な文字通りの先頭馬となった。

先生と少尉が長年遺体を集めていたおかげで、遺体は二者の手元に過半数が集まっていた。

だが多少の犯罪をやってでも遺体集めで台風の目になってやろうと考えたルイ=ニコラは手が付けられない。


先生たちは頑張って働いて二人で金を稼いで、やっと金貨を捻出した。

それが消えたのである。しかも馬の脚なので、まず追いつけない。


「まずいな……かなり近づいてきている。この感じだと数十分で……」


先生は一体どこに遺体を隠し持っているのか小僧も知らないが、ともかく、見もせずに少尉たちが迫ってきているのはわかるようだ。


「どうするよ先生。ここでの遺体集めは終わった。潮時か?

それとも案外少尉と話してみるのもいいかもな」


「何を話すというのだ……ばかばかしい……」


「なあ、先生。あんた少尉と会うのを怖がってるように見えるぜ。

実力的に言って負けない相手だろう。なぜそこまで怖がる?」


「小僧のくせに生意気言うな!」


先生は小僧のほっぺをぎゅっと強くつねってひっぱった。

だが、小僧は激痛に耐えながらまっすぐに先生の瞳をのぞき込む。


「俺は先生のことを全面的に、百パーセント信じている。疑ったりなんかするもんか。

俺を安心させてくれよ先生。本当は何を考えているんだ?」


「小僧、何か勘違いをしているな。私は少尉を恐れてなどいない。

いいか。私が恐れているのは連中との戦闘だ。特にお前を人質に取られたり、遠距離から狙撃されたらさすがの私も死んでしまう」


「俺は足手まといって言いたいのか。いざとなったら先生を守るくらいのことはできる。

人質だと。馬鹿げたことを。その時は見捨てて逃げればいい」


「そんなわけに行くか。私は、私は……」


「先生に何があったのかはいつか俺にも話してくれ。俺のことを子ども扱いするのをやめる気になったらな。

先生、俺を子ども扱いするな。俺にこだわって大事な判断を見失わないことだ」


「違う、だからこそだ。お前を見捨ててそのあと私にどうやって私にこの先の人生を生きて行けと言うのだ、馬鹿者め」


「違うのか、先生? 先生は遺体に、生前のこの人に後悔があるから生きてるんじゃないのか」


「小僧……この馬鹿」


先生はさっきまで忘れていた小僧のほっぺを握る手に、また力を込めた。


「いたた、なんだ急に!」


「子供が大人に気を使いすぎだ。さあ逃げるぞ小僧。少尉たちに会ったらまた殺し合いになってしまう……」


さて、先生がこの人気のない路地から出ようときびすを返した時だった。

一発の銃声が聞こえ、小僧は背後から聞こえたと思って後ろを振り返った。

そこには先生が胸から血を流して倒れていた。


「せ、先生!? 撃たれたのか!」


「私のことはいい……じき治る……それより、逃げろ……」


先生は荒い息をして胸を押さえる。逆に言えば心臓のあたりを狙撃されてもそれで済んでいるあたり、明らかに人間ではない。

普通ならほとんど即死のはずだ。小僧は理解した。先生は永遠の存在を許された不滅の存在だと。


「先生……」


小僧は先生を見捨てることは絶対にありえない。どんなことがあっても、必ず助ける。

助けられなくても一人で死なせるようなことはしない。当然小僧は先生の言うことを完全無視。

先生は先生であるが、もちろん母親代わりで、姉で、父親でもある。

小僧には家族が先生しかいない。どのような事情があろうと、先生がどう言おうと、小僧は先生を担いで一緒に逃げる。


が、もちろんその作戦は効力を発揮しなかった。

人気のない路地には狙撃手のベルティエのほかに、リリアン准尉とブノワ軍曹の姿がある。


「命までは取らない……少年。その女を下ろせ。遺体を渡すのだ」


ブノワ軍曹はちょっとだけ申し訳なさそうな顔をしたあと、気を取り直して拳銃を小僧の鼻先につきつけて凄んだ。

一方その横ではリリアン准尉が小僧に笑顔を向けつつ、拳銃の銃口を先生に向けている。


「逆らえばどうなるか……わかるよね?」


「わかった、わかったって。まったく今日は厄日だぜ」


「ルイ=ニコラに会ったの?」


「ああ。遺体を持っていかれた。この町にはもうない」


「そうかい。まあ、それは少尉殿にあとで確かめてもらうとしよう」


やはり、と小僧は思った。やはり少尉はまだ町についていない。

あえて部下との合流時間をずらすことで先生を油断させたのである。

少尉があれだけ余裕を見せていたのはこういうことだった。


「女の遺体はどうした?」


「自分で調べろよ!」


「リリアン准尉、女の荷物を調べろ」


軍曹に言われたとおりに准尉が先生の衣服を脱がせてみる。

准尉たちの見立て通り、先生は遺体を肌身離さずもっていた。

いつも着ている上着の下にはポケットが大量についたベストを着用している。

たとえるなら先生は蜂の巣のような恰好をしているのである。


その蜂の巣の部屋の一つ一つに口紅を入れる蝶つがい付きのビロードの箱が収まっている。


「その箱だな。准尉、開けてみるんだ」


「はい、軍曹殿」


口紅を入れる用の箱の一つ一つには案の定こまかい足の指や、長い手の指が収められていた。


「ふむ……軍曹殿。頭部や胴体などの部位はどうなっていると思います?」


「かさばるからな……遺体をどうした。隠したのか?」


すると先生はこう答えた。


「胴体や頭部はまだ見つかっていない。だがいずれ見つける。

私も少尉も指はほとんど集めた。残るは四肢と胴体、頭部くらいのものだからな」


「残るは大物だけということか。さて、女……お前は一体何者だ?」


「聞きたいのはこっちだ軍曹さん。あんたら何なんだ。何が目的だ?」


「質問に質問で返すな、ガキが。准尉、そいつの口を閉じておけ」


「はい」


軍曹の命令により、小僧は准尉が取り出した汚いぼろ布を顔に巻き付けられ、猿ぐつわを嚙まされたような格好になった。

ちなみにこのぼろ布はやかんを掴むときに使うやつで、今朝も少尉のお茶をいれるために准尉が使っていた。


「私が何者かだと?」


「そうだ」


「そんなこと、私が聞きたいくらいだ。私の名前はイザベル・オクセンシェルナ。

ここよりはるか北方生まれの女だ」


「ふむ。准尉、メモしたか?」


「はい。イザベル・オクセンシェルナですね。北方の出身ですか」


「ああ。あとで照会しよう。ではイザベルさん。我々も鬼ではない。

遺体を渡してもらえれば二人とも命は取らないし、金も盗んだりはしない。

むしろ我々は共同戦線を張るべきではないかな?」


「共同戦線だと?」


「そうです。敵はルイ=ニコラ一人。我々が戦っても利益はない。

手を組んでくれるなら遺体すら渡してもらう必要はありません」


「軍曹、少尉殿に確認も取らずにそんなこと言ってていいんですか?」


「おいおい、何か楽しそうな話をしてるじゃないか」


ここに出てきたのは、先生の背中を狙撃した凄腕の兵士、ベルティエ一等兵だった。

この中で一番階級が低いのに、一番背が高くて一番態度が大きい。

重心の長い狙撃用の銃を肩に担いで、自分の腕を誇るかのように歩いてきて話に混ざってきたベルティエ一等兵。

小僧はそれに気を取られたリリアン准尉を殴ると懐の拳銃を准尉の頭に当てて逆に人質をとる。

さるぐつわも外し、ベルティエ一等兵に言った。


「おいテメェだな。先生を撃ったのは。お前だけは殺してやる」


「そうかい。ところで心臓を撃ったはずなんだが……」


ベルティエ一等兵は倒れている先生の胸をもう一発、持っていた拳銃で撃ちぬいた。

血煙が上がり、声にならない悲鳴が上がるがやはり先生は死なない。


「いい加減にしろよお前!」


准尉の頭に小僧の拳銃の銃口がめりこむが、ベルティエ一等兵は完全無視。

もともとリリアン准尉など興味はなかった。


「死にやしねぇなこの女。遺体を持ってりゃ不老不死になれるのか?」


「そんな……都合のいい代物では……ない……」


先生はもう体を再生させており、胸を撃たれたら心臓を外れていても、肺を傷つけて呼吸困難で死ぬところだ。

だが先生は普通話すこともできないはずの傷でもしっかりとした答えを与えることができた。


「だがお前のような怪物が追うものだ。少尉殿もごまかしてるが、やはり集めると何かが起こるんだな」


「ベルティエ。今同盟の話をしていたところだ。邪魔をする気か?」


「同盟か。それも悪くはないだろう……だが俺と同じ釜の飯が食えるかお前ら?」


「先生がお前を許すなら……」


「小僧。ここは同盟しておいたほうがいいだろう。軍曹、准尉、ベルティエ、少尉。

お前らを殺すのは最後にしてやる。その程度の同盟でよければ組んでやる」


「おもしれー女じゃないか。軍曹、お前もそう思って話を持ち掛けたか?」


「なんなんだお前……」


話を破断にしかけたかと思ったら、なぜか話をまとめてしまったベルティエには軍曹も困惑しかない。

だが、これにて緊張状態は解けた。軍曹は基本的にやさしくてお人よしなので、ベルティエには銃をしまうように要請。

これに対して先生も小僧にリリアン准尉を解放するよう促し、この場の五人は全員武器を納めた。


「まずは二人とも、冷静に話を聞いてくれて感謝する」


「ああ。俺らルイ=ニコラに金を盗られたんだ。悪いが飯か何かおごってくれる?」


「調子のいいやつだな?」


「あんたらが言ったんだぜ。同じ釜の飯を食えるかと」


「なるほど。イザベル・オクセンシェルナ。息子にいい教育をしている」


軍曹は皮肉を言ったが、自分も歩き通しで腹が減っているのは事実だった。

そこで路地から移動し、先にこの町に来て働き、生活していた小僧たちに良い飯屋を案内させた。

そこは例の人気のない路地の近くにある、目抜き通り付近の食堂だった。

この作品は前作の続編ではなく、設定をリサイクルして再利用した別作品であり、世界観と設定こそつながっているものの、お互いにまったく関係はありません。

早い話、こちらのほうが話を描きやすかったので。

前作の最終回に怪文書とともに「次回作は絶対こうする」との公約を掲げたんですが、ぶっちゃけ守れなかった公約がいくつかあります。

幸いなのは、その怪文書を読んだ人はまあ居ないだろうということか。

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