前日譚 不法侵入者の日常 3 ヒトラーとは ナチスとは
皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れ様です。
宿舎に案内された桐生は、荷物を置いて、片付けの作業については、秘書2人に任せた。
護衛の2人に案内された状態で、早速、ノースタッドの執務室に向かう。
「お部屋の様子は、いかがですか?」
「はい、広い部屋を用意していただき、ありがとうございます」
「貴女は形式的には、警察幹部である警視正であります。軍の階級では大佐若しくは少将に相当します。このぐらいの待遇は当然かと・・・」
「私って、そんなに偉い人だったのかな?」
惚けた口調で軽口を叩く人物は、その容姿だけを見れば、10代半ばの少年・・・欧米系であるノースタッドから見れば、10歳になるかならないかの少年というより、お子様にしか見えない。
(ここまで、酷い年齢詐欺は無いな・・・)
と、内心で思う。
この女性の実年齢は40代。
ただし、生年月日で計算すれば・・・自分たち司令官クラスの8人程の年齢を足して、だいたい同じ・・・という。
取り敢えず、この件は考えても無駄である。
ノースタッドは、スタッフに飲み物を用意する指示した。
「コーヒーと紅茶、どちらがいいですか?」
「在アラスカ米軍では、紅茶を貰ったから、コーヒーで。それと急な仕事と長旅で、と~っても、疲れているの。ミルクと砂糖をたっぷりで」
「わかりました」
この、お子様は、ズケズケと無遠慮に注文をつける。
ノースタッドは、スタッフにコーヒーを2つ用意してもらい彼女のコーヒーの味付けを注文した。
少ししてから、スタッフがコーヒーを2つ持ち込んだ。
「う~ん・・・甘くて、身体が温まる・・・」
「コーヒーは、身体を冷やす作用があります。いくら熱いと言っても、飲んでいれば身体が冷える事になりますよ」
「うん。知っている」
彼女の返答を聞きながら、ノースタッドは無糖のコーヒーを飲む。
「それで、女史は、世界各国のアメリカ軍施設に不法侵入し、アポ無しで電撃訪問を行っていると聞いています。先日は在アラスカ・アメリカ軍司令部の基地にも侵入したとか・・・?」
「うん。軍司令官は、とても喜んでいたよ~♪」
「そうですか・・・核兵器格納庫に侵入され、大騒ぎだったとか?」
「あっ・・・あれは寄り道」
「ですが、NATO軍及びアメリカ欧州軍の軍事施設では不法侵入を許可しているのに、今回は正規の手順を踏んだ上で、軍事施設視察及び将兵たちの心情等の調査に赴いて来た。何故ですか?」
「だって、許可されていたら、面白くないもん!不法侵入の楽しみは、基地にいる上級士官及び高級士官が、肝を冷やす瞬間が、面白いんだから!」
「・・・・・・」
ノースタッドは「この人は・・・」という表情を浮かべた。
「私の麾下の将軍の中には、貴女による不法侵入というドッキリ演習を、楽しみにしていた者もいます。もちろん、少数意見ですが・・・」
「本当!?」
彼女は、目をキラキラさせた。
「やっぱり、私の不法侵入の遊びは、アメリカ軍や同盟国軍にとって、とっても意味あるものだったんだ!」
「調子に乗らない方がいいですよ。あくまでも少数意見です。ほとんどの者は、万全の警備態勢を突破された事で顔面蒼白となっています」
「私だからいいんだよ。私じゃ無かったら、大切な情報を奪われたり、破壊工作が行われちゃうよ」
「まあ、それもそうですね・・・ですが、不法侵入するのでしたら、事前に私を含めた関係各員に、一言伝えてください」
「どうしてぇ~?」
「どうしても・・・です。ここは最前線の軍事施設です。下手をすれば警告無しに撃たれる事もあるのですよ」
「いい事を聞いた~♬」
「・・・・・・」
ノースタッドは、この人には、何を言っても無駄だと感じた。
「それで、今回の訪問の件・・・」
ノースタッドは、本題に入った。
「は~い。私のお兄様を通じて、新世界連合事務次長の加藤茂氏が、心配しています。これまでナチス・ドイツの愚行を教えられていたドイツ連邦人が敵では無く、いきなり共闘する事について、どのような心境なのかという事に!」
「ズバリ、来ましたね」
「今後のためにも、とても大切な事なのです」
「私は、危機感を持っています」
ノースタッドは、立ち上がった。
彼は、そのまま窓に近付いた。
ナチス及びヒトラーについては、ニューワールド連合加盟国であるアメリカ合衆国では、小中高・大学の教育機関では、ナチスとヒトラーが行った悪逆非道の行いについて、厳しく批難する事から始まる。
過去にもヒトラー式の人の洗脳方法について、アメリカ合衆国のとある高校のクラスで、実験が行われたそうだ。
実験と言っても、当時は、ただのゲームという事で、生徒たちも面白がって、教師の提案に乗った。
最初の1日目は、何事もなく終了したが、2日目から問題だった。
ナチス式敬礼や上位者を崇拝する仕草を行うようになると、生徒たちの中に、謎の連帯感が実り、団結心が生まれた。
その後、同志を集めるために、他のクラスにも、その運動を広める広報活動が当人たちの無意識のまま始まった。
それと同時に、裏切り者や規律違反者に対して、密告や私刑が行われるようになった。
まさに、それは学校の授業で習うナチスと、ヒトラーの行った悪逆非道の行いが、再現されたかのように・・・
ある程度の時間が過ぎた頃、危機感を覚えた教師は、生徒たちにゲームのネタバレを行った。
これにより、生徒たちは、ナチスとヒトラーの恐ろしさを、身をもって知る事となった。
実験を行う前は、生徒たちは何故、ドイツ国民がナチスとヒトラーを崇拝したのか、理解出来なかった。
だが、実験後は、それを理解した。
人間は、とても危険な生き物・・・善意ある心が、いつのまにか悪意ある心に変貌する。
それも、本人たちも気付く事も出来ないまま・・・
実際は、悪意ある心情を、善意ある心情に隠して、徐々に民衆の中に浸透させる事によって、悪意ある心情も善意ある心情になっていたのだろう。
「アメリカ欧州軍在ドイツ・アメリカ軍では、2つに心境に別れています」
「ヒトラーやナチス党は、完全な悪では無かったと思う者たちと、やはりヒトラーとナチス党は、悪だったと考える者たちですか?」
「そうです。後者は、やはりという心境ですが・・・外に出るとナチス・ドイツ人と、度々乱闘騒ぎを起こしています。前者は、ナチス・ドイツ人と友好的な関係を築いていますが・・・」
「そこが、付け込まれる隙になっていると・・・?」
「そうです」
ナチス及びヒトラーとしては、友好的な未来人たちは、ファシズム主義を浸透させるための、格好の獲物だろう。
もともとナチスは、少数主義勢力だったが、ナチス党員の尽力によって、ナチスは国政を左右する存在になった。
ヒトラーという絶対的な存在がいるため、その力は、ふんだんに発揮される。
もちろん、それを当のヒトラーが望んでいるか否かは別問題である。
それに近い事実を、桐生は知っている。
江戸幕府、三代将軍である徳川家光の御代。
戦国の世の完全収束を告げる内乱、『天草・島原の乱』が起こった。
一応、幕府の切支丹弾圧政策が、その原因とはされているが(もちろん、それも原因の1つではある)、天草・島原地方を治めていた大名の暴政が、最大の原因である。
本来なら、一地方の百姓一揆規模でしかなかったはずが、最終的に、幕府が連合軍の総大将として、老中を派遣する事になってしまうほどの大乱となった。
そうなったのも、切支丹軍(ただし、純粋なカトリック教徒だけでは無く、普通の農民と、仕官先を見つけられず、牢人となった元武士たちの混成軍と言うべきだろう)には、絶対的な存在があったからだ。
天草四郎時貞。
若干16歳という若輩ながら、彼の存在は、多くの切支丹の信徒たちの希望となった。
それが、烏合の衆でしかなかった、一揆勢を纏め、強大な軍組織へと変貌する事となる。
当時、数えの十五であり、幕府こそ正義という考えに凝り固まっていた自分でさえ、天草四郎という人物を、直接目にする事で、そのカリスマ性に納得したものである(心酔するような事は無かったが・・・)。
(まあ、あの頃の私は、お子様だったしね~・・・今の私なら、上様や伊豆守様、四郎殿を説得して、もっと穏便な方法で解決出来るような進言をする事が出来たかなぁ~・・・まぁ、無理だろうなぁ~・・・)
済んでしまった事を、どうこう言っても始まらない。
「連合国アメリカ及びイギリスでも、ナチス党員たちが、一種の布教活動のような事を行っていますね。これまで敵であったナチス・ドイツが味方である・・・強大な敵であったサヴァイヴァーニィ同盟軍の存在が、彼らの主張の正当性の根拠となっていますが・・・」
現実に自分で戻った桐生が、ミルク・コーヒーを飲みながら、つぶやく。
「でも、実際ドイツ連邦人たちは、どう思っているのでしょうか・・・?」
「それについては、クラナッハ将軍にお聞きください」
「それもそうですね・・・後で、お話を聞きに行きます」
「そうしてください」
ノースタッドは、振り返った。
「私に言えることはこれぐらいです。後は、ご自身の目で見て判断して下さい」
「そうさせていただきます」
彼女は内心で、「お兄様は面倒事を押し付けたな」と思った。
桐生は、次にクラナッハに与えられている執務室のドアを、ノックした。
「どうぞ」
部屋の主が許可をすると、「失礼しますぅ~」という間の抜けた声で応じて、部屋に入った。
「何か飲むかね・・・?」
「う~ん。じゃあ、さっきはコーヒーだったから、紅茶をいただきたいです」
「了解した」
クラナッハは、執務室に置かれている内線電話で、スタッフと連絡をとり、コーヒーと紅茶を注文した。
「ずいぶんと不機嫌ですね」
「当然だ」
クラナッハは、足を組んだ。
「ナチス・ドイツと共闘・・・これが不機嫌にならなくて、なんになる」
「ですよね~・・・」
「確かに・・・ドイツ人はニホン人と違って、第2次世界大戦でのドイツ軍が行ったとされる残虐行為について、その責任をすべて、ナチス党とヒトラーに押し付けて、騙された被害者を装った。ヒトラーとナチス党が善政を行っていた事は認める。失業率の回復、労働者への労働待遇改善等様々ある。まあ・・・ユダヤ人や少数民族の迫害、精神障碍者の安楽死等の悪政も行っていたが、税金を払うドイツ人の生活面、社会面については改善が行われていたのは、周知の事実だ」
(おや、意外とナチス寄りの考えを持っている?)
彼女は、意外に思った。
西ドイツ人及び旧東ドイツ人は、ナチス党やヒトラーについて、ネオナチ派を除いては否定的な考えを持っていると思っていたからだ。
「おっと、私はネオナチ派では無い。まあ、ネオナチ派のドイツ人は、今のナチス・ドイツについて否定的だ。むろん、全体的な意見では無いが、ネオナチ派も分裂している。ユダヤ人や少数民族の迫害が無かったと主張する者たちは、今のナチス党及びヒトラーが行ったユダヤ人及び少数民族共存計画が事実であり、我々、未来のドイツ人に教えられているナチスとヒトラーについての知識については間違ったものだったと、主張している」
「逆にユダヤ人や少数民族を迫害した事を認めている、ネオナチ派の主張は・・・?」
「ユダヤ人及び少数民族との共存関係は、ドイツ人第一主義に対する反逆であり、ドイツ人あってのドイツ国にする事は出来ない。この世界のナチス・ドイツの政策は愚策だ。ドイツ人第一主義を実現するには、ユダヤ人と少数民族の迫害こそが正しいと主張している」
「頭の痛い事ですね・・・」
「まったくだ。彼らの主張を窘めるもの、一苦労だ・・・」
「閣下は、ネオナチ派では無いとおっしゃいましたが、どのドイツ人ですか・・・?」
「そうだな・・・」
クラナッハは、顎を撫でた。
「差し詰め、現実主義派と言ったところか・・・確かに、この世界のナチス・ドイツは独裁主義国家ではあるが、我々の知るナチスやヒトラーでは無い。それが、この世界の事実であり、真実でもある。しかし、もう少し様子を見なければ、詳しい判断をする事は出来ない」
「賢明で正しい認識です」
「貴女に、そう言ってもらうと私も安心する・・・しかし、客観的に見れば私の考えは逃げにも感じ取れる。物事について明確の答があるのに、それが真実では無いと主張して、自分で出すべき答を後回しにしている」
「確かに・・・そうともとれる事ですが、それでいいと思います。私たちの知っているナチス党とヒトラーについては、人から伝わったものです。これは信用に値しません。この世界のナチスが、この世界のナチスという事です。しかし、国政には悪政もあれば、善政もあります。それを見極めなくてはなりません」
桐生は、未来のドイツと過去のドイツを、照らし合わせた。
「貴方がたの時代のドイツも、ナチス・ドイツ以前のドイツと変わらないかもしれませんね」
「そうだな・・・」
2000年代、当時のドイツの首相は、移民法を成立させ、移民の受け入れを行った。
しかし、これが悪夢の始まりだった。
移民者たちには、これまでのドイツ国民と変わらないレベル生活水準保証をしなければならない。
移民者たちは特定の職業に就職している訳ではないのに、ドイツ国民の基本的な生活水準に匹敵する生活をしている。
ドイツ国民は、毎日毎日、汗水を流しながら、必死に働き、賃金を稼ぎながら、やっとドイツ国民の最低限の生活を維持出来るようになっているのに、移民者たちは移民と言うだけで、何もかも国から保証される。
衣食住はもちろんの事、娯楽、医療、教育等も提供される。
特に医療は、酷いものだった。
移民者たちは我が物顔で、ドイツの総合病院を占拠し、医療を受けている状況だ。
その大半が大きな病気をした訳ではなく、軽い風邪や、かすり傷レベルの傷病だ。
ドイツ人であれば薬局で薬を購入し、自宅安静又は自宅で治療しているレベルなのに、移民者は総合病院を占拠し、その程度の傷や病で診察を受け、税金を浪費している。
もちろん、移民者というだけで、ドイツ国内でかかる医療費は、すべて国が負担する。
移民者が総合病院を占拠した結果、本来、ドイツ人のための総合病院が、ドイツ人を受け入れられない状況となってしまった。
ドイツ人たちは、軽い風邪や、かすり傷で受診している訳では無い。
総合病院等の大きな病院にかからなければならない程の、病や傷である。
その結果、早期に適切な治療を受けてさえいれば寛解の可能性があったのに、治療が遅れたために、命を落としたドイツ人も1人や2人では無い。
1000人単位のドイツ人患者が、まともな治療を受けられない状況に陥っている。
さらに、移民者による犯罪は激化し、殺人、強盗、放火、強姦等の重大犯罪から窃盗、空き巣、暴行、公共施設の破壊等の軽犯罪が、移民を受け入れる前よりも増加した。
しかし、移民者という事だけで、ドイツ司法機関は消極的であったため、検挙率は低下した。
これらの事は決して報道機関には流れないが、2020年代ではネットが発達しているため、世界中の民衆の目や耳に止まりやすい。
「我々の時代のドイツでは、極右政党に期待する者が多い上に、再びヒトラーのような偉大な指導者が復活する事を望んでいる若者が増加している」
「それも、西ドイツ人と東ドイツ人が置かれている状況が、そう言った思想を加速させていますね」
「そうだ。ドイツは統一された・・・だが、一部の西ドイツ人の間では自分たちこそが優れているという優勢思想が蔓延り、東ドイツ人を下に見る傾向が見られる」
「同じドイツ人なのに・・・西ドイツ出身のドイツ人が1等市民、東ドイツ出身のドイツ人が2等市民という扱いを受け、この上、移民者の存在・・・ヒトラーやナチス党のような強い政治思想を持つ政党を欲するのは当然です」
「東ドイツ出身のドイツ人の中には、言論の自由、思想の自由、信教の自由、集会の自由等の自由構想を、憲法を改正し、規制するべきだ、と主張する者もいる」
「それは、西ドイツ人の中にもいるでしょう・・・」
「そうだ。そこに、ヒトラーやナチス党の党員が付け込めば・・・」
「後は、考える必要がありませんね・・・」
ノースタッドとクラナッハとの会談を終えた桐生は、休憩時間を利用して、与えられた個室で休憩がてら本庄宛に手紙を書いていた。
まだ、他の将官との会談は残っているが、正式な報告書ではなく、あくまでも私信としての扱いだ。
「・・・まあ、当然といえば当然だけど・・・面倒だなぁ~・・・」
ブツブツと、独り言を言いながら、ボールペンを走らせる。
「ヒトさんと直接会えないかなぁ~・・・本人が何を考えているか、正面から聞いてみたい」
「間違っても、いつも通りの不法侵入はしないで下さい。さすがに、シャレにならない事になりかねませんから・・・」
秘書である東鬼梨花が、釘を刺す。
「わかっていますって、お兄様にとっても手に余るような行動はしませんて・・・大日本帝国の大使館を通してアポを取るのは可能だろうけど、向こうも構えちゃうだろうし・・・ベルリンの街角で、早朝にトースト咥えて走っていたら、偶然に向こうから歩いて来た、ヒトさんにぶつかって出会うなんて、出来ないかな?」
「少女漫画のテンプレを実行するのは、絶対止めて下さい。不審者以外の何者でもありません!ゲシュタポに逮捕されます」
「それもいいかも・・・」
「だ~か~ら~ダメです!!」
単なる冗談だとしても、本当にやりかねない上司の言葉に、梨花は叫ぶ。
「そもそも論として、ヒトラー総統が街歩きをするのは無理かと・・・たとえお忍びだったとしても、親衛隊の警護も付きましょうし・・・それよりも、別件ですが・・・『七人御先』の6人目からの情報で、面白い物が入っています」
「えっ、政宗君から?何?何?」
殿谷の言葉に、桐生は目をキラキラさせて食いついて来た。
「はい。アフリカ・ヨーロッパ合同軍アメリカ欧州軍からの要請で、後方支援部隊として派遣されて来た、防衛局長官直轄部隊自衛隊陸上自衛隊の下級幹部の1人が、偶然にもヒトラー総統と出会い、話をする機会を持ったとか・・・今回のドイツ訪問では、スケジュール的に十分な時間が取れませんので、ヒトラー総統との会談を手配するのは無理ですが、その下級幹部と会って話を聞く・・・というのはどうでしょう?」
「いいねぇ~それ。殿谷君、手配出来る?」
「はい、直ちに」
痒い所に手が届くを地でいく執事と、メイド。
さすがに、東鬼の一族である。
前日譚 3をお読みいただきありがとうございます。
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