表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/25

大戦の予兆 第10章 警察機構コマンドの大会

 みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れさまです。

 先々週は心地いい気候でしたが、先週は昼間は暑くてたまりません。春仕様の服装から、夏仕様の服装に変更しました・・・

[こんよう]の士官室で、朝食を食べていた石垣は、桐生に声をかけられた。


「い~し~が~き~く~ん」


「何ですか、桐生さん?」


「今日からハワイで、SWATチームの世界大会が、開始されるよ」


「ええ、そうでしたね」


「石垣君も、参加したら?」


「えっ」


 石垣は、目を丸くする。


 SWATチームの世界大会は、新世界連合・連合警察機構麾下の連合警察機構コマンドが主催する大会である。


 連合捜査局のSWATや連合警察機構GSG-9等の警察の特殊部隊が参加し、さまざまな競技が行われている。


 昨日は、SAWTチームの世界大会前日という事で、参加した各特殊部隊の親善目的で、サッカー大会が開催された。


 石垣も、その中継映像を見ていたが、優勝したのは、日本統合任務部隊派遣警察隊の特殊急襲部隊(SAT)のチームである。


「桐生さん。俺は、自衛官です。SWATチームの世界大会は、警察官が参加する大会ですよ。俺は、部外者ですよ・・・」


「そんな事、気にしない~」


 桐生は、気の抜けた口調で話す。


「石垣君は、状況によっては、警察官たちを指揮する立場でもあるんだよ。彼らの実力を把握しておく事も、大事だと思わない?」


 桐生の言っている事は、正しい事である。


 石垣は立場上・・・職務上、陸海空自衛隊だけでは無く、警察、消防も指揮下に置いて、指揮する場合がある。


 むろん、警察、消防については、完全な素人であるから、現場の指揮は警察官、消防吏員たちが行うが、一時的に石垣の指揮下に入り、行動する場合もある。


 指揮系統や現場を混乱させないためにも、石垣が、警察の訓練や消防の訓練を見学する必要があるのは、当然だ。


「確かに、桐生さんの言っている事は確かですが・・・どうして、急に・・・?」


 訓練を見学するのは、当然だとしても・・・何故に、訓練に参加するという流れになっているのか?


「それはね。SATに所属する森山巡査部長から、石垣君を訓練に参加させてくれないかと、頼まれたの。だから、即、OKしちゃった」


 テヘッという感じで、桐生は告げる。


「ちょっとぉぉぉ!!?俺の意見は?俺に聞かないで、勝手にOKしないで下さいよ!」


「だって~・・・ゴンちゃんと為五郎に、お肉を差し入れされちゃったら、断る訳にはいかないでしょう?あのお肉、とっても高い牛肉だったのよ。それを、バーン!と差し入れしてくれるなんて、太っ腹!これは、断るなんて失礼な事は、出来ないでしょう?」


 理由が、無茶苦茶である。


「それは、そうですけど!俺に聞かないで、勝手に話を進めるのは、どうかと思いますよ!」


「大丈夫!司令官と副司令官には、ちゃんと許可も取っているし。問題は無いよ!」


「いや、肝心の俺に聞かないのが、問題であって・・・」


 がっちりと、外堀が埋められている。


 しかし、肝心の石垣の意見は・・・?


 完全に、無視されている。


「石垣君。モテる男子の条件は、どんな事にも臨機応変に対応出来るっていうのも、あるんだよ~」


 それ、どんな条件なんですか?という突っ込みは、置いておく。


「いえ、これ以上モテる必要は、ありません!ただでさえウチのチームは、こんなに女性たちが集まっているのに、これ以上、女性を増やす必要はありません!むしろ、減らしたいぐらいです!」


「じゃあ、私たちに、他の男を紹介してくれるの~?」


 小松が、ニヤニヤしながら聞いた。


「駄目だ!俺の女性たちを、他の男にくれてやる訳にはいかん!」


 石垣の宣言に、士官室で食事をしながら、見ざる聞かざる言わざるの態度に徹していながら、聞き耳はしっかり立てていた幹部自衛官たち(男性たち)が、おっという表情を浮かべた。


「あっ!?」


 石垣が、声を上げた。


「そうか、そうか。達也・・・お前は、私たち全員が好きという訳か・・・」


 任が無表情で、つぶやく。


「タッチン、イカす!『俺の彼女だ!』宣言をするんだから、嬉しい!ねぇ~メェメェ、美鈴ちゃん!」


「・・・・・・」


 側瀬の言葉に、メリッサは何も言わなかった。


「ふむ。私としては、こんな情けない男を好きになったのは、不本意だが、『俺の女だ』宣言は、悪くない・・・」


「キャン!」


 片倉が、まんざらでもない表情を浮かべながら、つぶやくと、何故か吹雪までもが、一鳴きした。





 1機のCH-47JAが、パールハーバー・ヒッカム統合軍基地の、ヘリポートに着陸した。


 後部ランプが開放され、1台の高機動車が、CH-47JAの貨物室兼兵員室から出てきた。


 運転手として伊花が配置された状態で、石垣、任、メリッサ、側瀬、片倉、日本統合任務隊衛生隊技官の伊藤(いとう)恵美(めぐみ)の6人が、高機動車の貨物室兼兵員室の座席に座っている。


 伊藤は先の大戦時、日本共和区統合省防衛局特別勤務者の1人として、大日本帝国統合軍省統合作戦本部指揮母艦[信濃]の酒保店員として配属されていたが、戦後、日本共和区防衛局自衛隊衛生学校に入校し、晴れて看護師の資格を収得して、今回、衛生隊の一員として、統合任務隊に配属となったのだった。


 そして・・・


 石垣としては、嬉しいやら、困るやら・・・


 伊藤も、石垣に思いを寄せている節がある・・・


 非常に、悩ましい問題ではある(色々と・・・)。


 それと、桐生の指示で、無理やり同行させられた、陽炎団警察生活安全課の糸瀬と、藤木(ふじき)真奈美(まなみ)巡査の2人もいる。


 助手席には、伊花小隊の狙撃班に所属する狙撃手である、3等陸曹が座っている。


 彼は、自衛隊生徒学校出身の陸上自衛官であり、22歳の若手陸曹だ。


「石垣1尉。僕たちをSWATチームの世界大会に参加させるのに、どんな意味があるのですか、警察の能力を把握するのだったら、見学だけでもいい気がするんですけど・・・」


 伊花が、疑問を口にする。


「俺に聞かないでくれ。桐生さんには桐生さんの考えが、あるんだと思う・・・多分・・・」


「難しく考える必要は、無いんじゃないですか!SATの訓練ですよ!ほとんど非公開にされる、SATの訓練に、見学だけじゃなく参加までさせてもらえるなんて、こんな幸運、滅多に無い事ですよ!」


 SATに、密かに憧れを持っている藤木が、嬉しそうな表情を浮かべながら叫ぶ。


「いや、そうなんだけど・・・俺としては、素直に喜べないか・・・な」


 石垣が、複雑な表情を浮かべる。


「?」


「森山巡査部長って・・・噂じゃ、空自の嘉村3佐と同じぐらいの、変人らしいんだよ。もの凄~く、嫌な予感がするんだよ・・・」


「そ・・・それを、今、言わないで下さいよ・・・」


 伊花が、げんなりした表情を浮かべる・・・


 それも、そうだろう。


 グアムに赴任したばかりの頃、嘉村の発案で、石垣と共にF-15DJに乗せられ、最終的に2人揃って気絶した、嫌な思い出が甦る。


「?」


 藤木にとっては、いま一つ、ピンとこないようだ・・・


「でも、SATには高荷さんもいるのですから、いくら変人がいても、無茶な事態にはならないかと・・・」


 糸瀬が、ボソボソと口を挟んできた。


「いや・・・高荷巡査部長も、空自の高居3佐と、似たような人柄らしいんだよね。森重巡査部長を止めるどころか、適度なところで、煽ると思う・・・」


「多分・・・その可能性がある・・・かも」


 石垣の言葉に、伊花が頷くのであった。


「いつまで、沈んでいるつもりかしら?」


 メリッサが、声をかけた。


「これは、タツヤやイバナにとっても、とても大切な事よ。キリュウさんに、言われたでしょう?これは、警察の事情を知るために、大切な事だって」


「達也。何も悪い事だけでは無い。たとえ、その警察官たちに問題があったとしても、警察の事情を知る事が出来る、またとない機会だ。しっかりと勉強に励むといい」


 任が、告げる。


「タッチン。はい、ヨーグルト!」


 側瀬が、いきなり自分のスプーンを、石垣の口元に近付ける。


「はい、あ~ん」


「!?」

 

 側瀬の行動に、一瞬驚いたものの、石垣は無意識にパクッと、ヨーグルトを一口食べる。


 ある意味、条件反射のようなものだったのかもしれない。


「甘い・・・」


 石垣としては、それだけしか感じられなかった・・・いや、正確には、一瞬だけ感じた味覚である。


 後から来たのは、背中に走る悪寒であった。


「・・・・・・」


 メリッサは、何も言わなかった。


 しかし、メリッサの背中からは、ドス黒い何かのオーラが出ている。


「ふふ~ん・・・」


 小松が、小悪魔的な笑みを浮かべる。


「何かしら?」


「いえ、何でも無い」


 小松は、何も言わなかった。


 しかし、相変わらず、小悪魔的な笑みを浮かべているのであった。


 石垣ガールズから、何かドス黒いオーラが立ち上っているのを、伊花、3曹、糸瀬、藤木は生存本能で察知し、何も語る事は無かった。


「クスン。しょっぱい・・・」


 石垣ガールズのメンバーであるのに、参加出来ない伊藤は、ただただヨーグルトを食べているのであった。





 SWATチームの世界大会が開かれる会場の受付で、石垣たちは身分証を見せた。


「話は伺っています。どうぞ、お入りください」


 会場の警備を任されている、警備会社の警備員が頷いた。


 警備会社は統合省保安局傘下の警備会社では無く、ニューワールド連合・連合民事局傘下の警備会社である。


 そのため、日本の警備会社とは異なり、受付の警備員は、自動拳銃を装備している。


 さらに、周囲を警戒している警備員も、AR-15又はM4を装備し、警備犬を連れて、警戒している。


「すごい厳戒態勢だな・・・」


 伊花が、つぶやく。


「日本の警備会社に馴れていますから、アメリカやイギリス等の警備会社の警備員を見ると、本当に警備員?って、言いたくなります」


 3曹が、つぶやく。


 確かに連合民事局傘下の警備会社では、4輪駆動の装甲車までもが配備されている。


 予算が無い警備会社でも、軍用車両であるハンヴィー等が、配備されていたりする。


「あんな装甲車まで!?」


 石垣が、驚いた口調で叫んだ。


 彼の目の前を通過したのは、M113装甲兵員輸送車だった。


「さすがに金のある警備会社は、違う・・・」


 石垣が感心していると、メリッサが突っ込んだ。


「違うわ。よく見なさい。SWATと書いているでしょう」


「あっ!本当だ」


「石垣1尉。さすがに、アメリカの大手警備会社といっても、M113までは、配備されてないかと・・・」


「そうだよね・・・」


 石垣は、頭を掻く。


「それでも、すごい。完全な軍用の装甲車を、警察仕様にするなんて・・・」


「SATも、同じ様にしているでは無いか・・・」


 任が、突っ込む。


「それは、そうなのですが・・・ちょっと、違うかな・・・」


 日本統合任務部隊警察派遣隊警備課に所属するSATは、96式装輪装甲車を警察仕様にした状態で、配備している。


 しかし、96式装輪装甲車Ⅱ型を改良したものであり、正式名は、96式装輪装甲車Ⅲ型である。


「SATが96式装輪装甲車Ⅲ型を導入したのは、警察派遣隊の任務によっては、不整地内でも稼働できるようにするためです。SWATは、その前から、最初から警察仕様に改良したM113を導入しています」


「はい、はい!しつも~ん!SWATの狙撃手って、500メートル離れた距離から、空高くに掲げられたナイフを撃ち落とす腕前があるって、本当?」


 側瀬が、質問する。


「確かに、そんな達人級の腕前の狙撃手はいるけど・・・全員が、それを出来るとは限らないわ」


「なん~だ。SWATって、すごい人たちの集まりと思っていたけど、そうじゃ無いんだ・・・」


 メリッサの言葉に、側瀬が残念そうに、つぶやく。


「・・・もの凄く、失礼な発言だと思う・・・」


 石垣は、ボソッと側瀬を窘めた。


「そうだね。ゴメン・・・」


 素直に、側瀬は謝った。


「それくらい、出来て当然だろう?私も出来るが・・・?」


 片倉が、当たり前だという表情で、トンデモ発言をする。


「い・・・いや、片倉さん・・・側瀬の問題発言に、さらに燃料を投下して炎上させるのは、やめて下さい!!」


 こんな発言、誰かに聞かれでもしたら、絶対に怒られる。


 石垣は、冷や汗を流しながら、片倉を窘める。





「おっ!来た、来た」


 初の顔合わせの時に、顔を合わせた人物が2人・・・


「こっち、こっち」


 日本統合任務部隊派遣警察隊警備課SAT制圧1班に所属する森山(もりやま)重信(しげのぶ)巡査部長と、狙撃支援班に所属する高荷尚也(たかになおや)巡査部長が待っていた。


「こちらの方たちは?」


 石垣が、アフリカ系アメリカ人を筆頭に、腕を組んでいる男女たちを見た。


「彼らは、ロサンゼルス市警察から志願した、SWATチームのメンバーだ!」


「隊長のアレグサンダー・マクドナルド警部補だ」


 アフリカ系アメリカ人のマクドナルドが名乗ると、彼の部下たちも名乗った。


「それで・・・石垣1尉と伊花3尉、それに、ドボン巡査」


「はい?」


「何ですか?」


「その呼び方で、呼ばないで下さい!」


 3人が、森山に顔を向ける。


「君たち3人には、犯人役をお願いします!」


 森山は、高らかに宣言した。


「「「えぇぇぇぇぇ!!?」」」


 そんなの聞いていない!


 3人は、絶叫する。





「え~と・・・何で、こんな目に・・・」


 石垣が、犯人役と書かれたゼッケンを付けた状態で、建物の部屋の中で、つぶやく。


 石垣たちは、武装して立て籠もるテロリストという設定になっている。


 それをSATとSWATの合同チームが突入し制圧するという、訓練内容である。


「桐生さん・・・絶対、僕たちに、この役を任せるために、ここに来させたんでしょうね・・・」


 伊花が、つぶやく。


「どうして、僕まで・・・」


 糸瀬が、つぶやく。


 その時、訓練開始のアラームが鳴る。


「窓から離れて下さい、石垣1尉。狙撃手に、やられます」


「わかった」


 石垣が、窓際から離れる。


「あ~!もう、こうなったら、破れかぶれだ!」


 糸瀬が、叫ぶ。


 彼は窓に近付いて、AK-47を乱射する。


 乱射と言っても、発射されている弾丸は、スポーツボールに使われているゴム製のゴム弾であるため、よほど当たり所が悪く無い限り、死ぬ事は無い。


「バカ!窓際に近付いたら・・・!」


 バン!


 1発の銃声と共に、糸瀬の胸元に、ゴム弾が直撃した。


「イッタ~イ!!」


 その後、放送が流れる。


『糸瀬巡査。胸元に被弾し、死亡と判定!』


「・・・だから、言ったじゃないか・・・」


 伊花が、頭を抱える。


「石垣1尉。物陰に隠れて下さい!そこで、籠城戦です!SATが突入してきます!」


「わかった」


 石垣が、柱の物陰に隠れる。


「詳しいですね」


「ええ、まあ。SATや銃器対策部隊とは、治安出動訓練で、何度も共同演習をしましたから、それなりに警察の対応には、詳しい方ですよ」


「それなら、俺たちだけで、勝てるかもしれないな」


「それは、どうでしょう・・・」


 その時、石垣と伊花がいる部屋に、特殊閃光手榴弾が投擲された。


「耳と目を守って下さい!」


「うわぁぁぁ!?」


 ボン!


 特殊閃光手榴弾が、炸裂した。


 訓練用の手榴弾であるため、爆発力や閃光の発する能力は、低く抑えられている。


 それと同時に、SATとSWATの隊員たちが、突入して来た。


 全身が、黒色に統一されている。


 そんな人間が、何人も突入してくると、恐怖を感じてしまう。


 伊花が、AK-47を構えて、発砲する。


 SATの隊員たちは怯む事も無く、伊花の胸元に照準と頭部に照準を合わせた。


 数発の銃声と共に、伊花が倒れる。


『伊花3尉。頭部と胸元に被弾し、即死と判定』


 放送が、流れる。


「ええい!」


 石垣が、叫び声を上げながら、AK-47を構える。


 1人のSATの隊員に照準を合わせて、引き金を引く。


 SATの隊員1人が、倒れる。


「1名負傷!」


「搬送を急げ!」


 SATの隊員たちから、そのような声が響く。


 石垣は、AK-47を構えたまま、別の目標に照準を向けようとしたが・・・


 ドス!


 石垣の胸元に、ゴム弾が命中する。


「うわぁぁぁ!?」


 彼は、そのまま倒れて床に尻餅をつく。


『石垣1尉。胸元に被弾し、即死と判定!』


 放送が流れて、その後、『訓練終了!』というアナウンスが流れる。


「どうだい、SATの実力は?」


 目出し帽を脱いだ森山が、手を差し出す。


「はい、とても勉強になりました・・・ですが、出来れば犯人役では無く、訓練内容を見学出来る立場の方がいいです・・・」


「身を持って経験するのが、一番の勉強になるんだよ」


 森山が、石垣の右手を掴んで、助け起こす。


「でも、すごいよ」


 森山が、石垣を褒める。


「さすがに実戦経験のある自衛官は、違うな。SATの隊員1名を、負傷判定にさせるなんて・・・てっきり、こっちは被害なしと思っていたんだけど・・・」


 一応、褒め言葉ではあるのだろうが・・・

 大戦の予兆 第10章をお読みいただきありがとうございます。

 誤字脱字があったと思いますが、ご了承ください。

 次回の投稿は4月17日を予定しています。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 石垣君が成長する機会が見れること。 [気になる点] 今現在でも世界情勢は激変を繰り返しながら動いております。そこで、作者様の意見を聞いても宜しいですか。 ・ブチャでも民間人虐殺。此れはロシ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ